車で周る北海道旅行, レンタカー選びはどうやって?
ようやく決めた「東京ー北海道」間のフライト。
次は道内での足の確保です。
北海道を周るのに先ず大事なのは足の確保!
何しろ北海道はでっかいどう(古い?)ってくらいで、とにかく広い。
そして札幌、函館、旭川などの主要な都市間以外を結ぶ交通の便がいいとは言えない。
北海道は車で周るのが一番?
やはり車を借りるのが一番、てかそれしかない。
そもそも「北海道へ行ってみたい!車の運転はボクがするから」と言い出したのは夫であった。
私が手配するとは言ったものの
「んじゃ、運転の方はよろしくお願いします。(私は自身ないから)」と手配の方を請け負った私。


友達にアドバイスを求める
去年レンタカーを借りて北海道を家族で周ったという友達に聞いてみた。
「どうやって選んだの?」
「あー、楽天トラベルで借りたのよー。同じ時期、同じような車種でも会社によって結構料金が違うからいくつもチェックするといいよ。オンラインだと比べやすいし、時々バーゲンもあるよ!」
なるほど、楽天が旅行もやっているとは知らなかった。
早速チェック。
https://travel.rakuten.co.jp/cars/
ナゼかどれも「残り5台」と書いてある
うーむ、確かに随分色々ある。
そしてどこも全ての車種に「残り5台」と書いてある。
本当かどうか分からないが、確かに数に限りはあるんだろうな。
まだ半年先の話だが、夏休みは借り手も多いだろうなあ。
サッサと決めなくちゃと焦る。


4人で5泊6日分、どの大きさが必要なのか
旅行のメンバーはワタシ、夫、娘と母。
4人と5泊6日分の荷物x4。
うーむ、やや大きめの5人乗りではどうだろう。
何しろレンタル料金が高い!
当然だが大きくなるほど高い。
5泊の予定だから6日分借りなくてはならない。
小型車で4人はハナから無理としても、中型車でも7、8万ぐらいになる。うーむ。
でもなあ、と思う。
5人乗りでは後ろに小さめのスーツケース4つ+リュックサックが入るんだろうか。
長距離の移動はどれ程快適だろうか。
サイズ選びでは優先すべきものを決める
やはりここで1番に配慮すべきは83歳の母。
長旅だし、疲れたら車の中で横になりたいかもしれない。
最近足が痛いとかいってるしなあ、足のスペースが広いほうがいいよなあ。
そして次は毎日それなりの長距離を運転する夫。
運転は得意だけれど日本を走るのは初めて。視界が広い車で快適に運転して欲しい。
となると、7人乗り。6日で10万越えの世界。
「………………」
「………………」
額に汗。
えいやっと思い切って7人用サルーンを選ぶ


せっかく北海道へ行くんだ、ここでケチってどうする、と選んだのは日産セレナ、7人乗りのミニバン。
千歳の日産レンタカーで借りることに。
日本国外でレンタカーを予約する際に気を付けて欲しい点
が、日本国外にお住いの方が読んでらしたら、ここで一つ忠告を!
楽天は外国向けサイトもあるのでそちらから手続きをしたのですが、「日産レンタカー」を選択して予約をしてから気づいたのは、第三者を通したものだったということ。
車は実際に日産レンタカーから借りるのですが、ワンクッション入っていたと言うことです。
サイトでの謳い文句と実際では違うことも
借りる時の条件では保険も付いており、事故などの場合もカバーされる保証付というものでした。
が実際、千歳日産レンタカーのデスクで手続きをしてみると、話が違う。
それは借りる側の私達と、日産レンタカーの間に入ったエージェントが保証すると言うものに過ぎないと言うことです。
つまり事故などが起こった場合、私たちが先ず賠償金や修理費などを払わなければならない。
そしてその金額をエージェントに後から請求するというものでした。
予約全ての実際の手続きは全部自分たちで行ったと思っていたのに、イギリスの代行会社が入っていたとは。
オンラインでカードの支払いをしてから気がついたのですが、これはちょっと迂闊でした。
予約をする際にもっと気を付けて読むべきだった
夫もレビューが読めるようにと、車選びの途中で楽天トラベル英語サイトに切り替えたのがいけなかった。
かなり紛らわしいものではあったけど、もっと注意深く読んでからポチるべきだったと後から反省しました。
でもまあ、夫の「絶対事故らないから安心しろ!」という1言葉を信じることにしました。
トラブルも無く結果オーライではあったけれど
結局は旅の終わりまで何のトラブルもなく無傷で車を返すことができたのですが。(ありがとう、オット!)
それでも、


ETCカードでドライバーのストレスが減る!
もう一つは良かったものを挙げておきます。
現地デスクで追加料金を払って借りたレンタルETCカード。
これは高速料金を自動カード支払いするためのもの。(日本にお住まいならご存知ですね!)
ETCカードレンタル料は6日間で7400円程でした。
これで終始高速はフリーパスでETC専用ゲートを通過できます。
この金額は、私達が6日間移動した道のりで使った高速料金の総額より多少割安につきました。
それに料金所で一々支払いをする手間が省けてすっごく楽!
ETC専用の出入り口を止まらずに通って行くだけで自動スキャンされるので、運転する夫のストレスもかなり軽減されました。
(何しろイギリスでは高速料金支払所というものがないんです、道路交通税に含まれているので。橋とかたまーに料金所があるけど)
空港からレンタル会社までは送迎バスが
千歳空港ではレンタカー専用のカウンターが会社別に並んでおり、そこからは会社のガイドさんが送迎バスに乗る案内をしてくれます。
日産レンタカーは空港からバスで15分ほどのところ。
カウンターで私達の手続きをしてくれた女性は英語も話し、テキパキと進めてくれました。
新車をもらってレッツゴー!
「まだ300キロしか走っていない新車なんですよ。」(お願い、大事に乗ってね)と渡してくれた鍵を受け取りGO!
おお、中も広い!と感動しつつも、やや緊張の面持ちでハンドルを握る夫。
この朝、千歳空港に着いた時はやや小雨模様でしたが、雲の切間が見えてきました。
「やっとここまで来たね〜」
初めて使う日本のナビを頼りに、私達の北海道三世代の旅はスタートしたのです。