トマムで雲海を見れる確率はどれぐらい?朝は早いほうがいい?親子三世代、レンタカーで周る夏の北海道旅行 _10

トマムで雲海を見れる確率は!?

夏の北海道旅行。
富良野の次に訪れたのはトマム。

トマムに来た大きな理由は「雲海を見てみたい」とムスメが言ったからです。

旅行計画を立てていた時、ガイドブックに美しい雲海の写真が出ていたのを見てコーフンしていたのでした。

雲海

とは言ってもこれは自然現象ですからね、100%の保証はない。

確率はどうでも行ってみるべえ!と決心

でも行こう!
それで興味のあった星野リゾート トマム ザ タワーに宿をとったのです。

ただ、宿泊の予定は一泊。

晴れていただけでもラッキーだが。
うーん、雲海は見れるのか!?

40%でも見れる確率としては高い方?

ホテルにチェックインした際、
「雲海を見たいと思っているんですけれど明日朝の予報はどうでしょうか?」
と尋ねてみました。

フロントマンは私に“手作りてるてる坊主キット”を渡してくれながら、
「明日は晴れ、雲海を見られるのは40%の確立と出ております」

てるてる坊主キット

「え〜、40%ですかあ」(ちょっとガッカリ!)

「あ、でも40%ってかなり高い方の確率なんですよ」(そうなのか!?)

ホテルからはケーブルカーまでの送迎バスが出てはいるが

ホテルには山に登るケーブルカーへの送迎バスが出ているはずです。
始発は何時かと尋ねると、朝の5時半ということ。

家族には「明日の朝は5時15分までにホテルロビーに集合!」と号令をかけておきました。
いの一番にバスに乗るのだ!

で、その翌朝。

始発バスに乗りたいならうんと早くロビーで待とう

Koppa
5時過ぎに1階ロビーへ降りてビックリ!

てか、予想しておくべきでした。

既に送迎バスを待つ大勢の人が列を作って並んでいます。

「あ〜、そりゃそうだ。皆雲海を見に来たんだもん」

最初の送迎バスが到着しましたが、待つ人が多く乗り切れませんでした。
次のバスに乗り、やっとケーブルカー乗車口にたどり着くとそこはもっと凄い人!

ケーブルカー乗り場はさらに凄い人

ここはディズニーランドか?
というほど人が並んでおり、一体いつになったらケーブルカーに乗れるやら見当もつかない。

ケーブルカー

「バスに頼らずケーブルカーが動く時間の前に車で来て待っているべきだったね〜」

「待ってる間に陽が昇っちゃうよ〜」

そう後悔しても、もう遅いんですけど。

30分並んでやっとケーブルカーに乗れる

30分ほど待ってやっとケーブルカーに乗れました。
中から眺める山々は青く美しく、それは雄大。

でも陽は既に上がっています。
そして陽射しはかなり強い。

ケーブルカーからの眺め

これはもう望み薄いな〜。
雲はみんな蒸発しちゃってるよ。

登頂についた時はすでにすっかり明るい

登頂につき、展望台に進みました。

既に「今日はダメだったねえ〜」などの会話があちらこちらから聞こえてきます。

晴れた朝の空

あー、残念!
でもこんなに綺麗な景色が見れたし、来れて良かった。
そうムスメも納得しました。

設置された展望テラスは素晴らしい

それにしても星野リゾートが作った展望テラスが素晴らしかった!

展望テラス

大きな枠組に支えられた巨大ネットが山の斜面に大きく突き出したような形で作られています。
遠くから見ると空へ向かう宇宙船か船の舳先。

一度にネットに乗れる人はほんの10人ほど。
代わりばんこに乗っては写真を取り合っています。

私達も順番を待ち、綱を伝いながらやっとこさっとこ舳先の方へ移動して思い出の写真を撮りました。

下を見たらケータイが10個ほど落ちていた!
ということはなく、みんなシッカリ握りしめて記念撮影をしていましたよ。

青い山々

さてホテルに戻って朝食にしよう

「お腹すいたよ〜」

早起きして歩き回り、すっかりお腹も空きました。
美しい景色も堪能したしね、帰ったら朝食!

宿泊には朝食券がついており、朝開いているカフェやレストンに行くと選べるセットを指し示してくれます。

朝食のロールサンド

チェックアウト11時はゆっくりできる

チェックアウトも11時で気が楽だし、チェックアウトした後もカフェのテラスで好きなだけ寛げる。

外のテラスでゆっくりお茶を飲んで、トマムに別れを告げました。

デザートチーズケーキ

できれば2泊したかったトマム ザ タワー!

このホテルの敷地内にはステンドグラスが美しい教会もあります。
訪れて見たかったのだけれど、この日は結婚式が催されるということでそれは叶いませんでした。

ムスメは何より、ホテルの広いプールで遊部時間がなかったのが心残り!

「ここにもう一泊したかったなあ」何度もそう言っていました。
ホント、ここで2泊しても良かったなあ、と私も思いました。

トマム、またいつか来ようね〜。