なぜ人は悲しい時に悲しい音楽を聞きたくなるのか?
人は悲しい時にナゼか悲しい音楽を聞きたくなる,そしてそれが母乳と関係があるって知ってました?
悲しい曲を聞きたい時ってありますよね。
私にもモチロンあります。

思い切り悲しい気持ちに浸った後に起こる効果って?
「なんて可哀想なワタシ」なんつって。
時には曲を聞きながらポロポロと涙を流し思い切り自己憐憫に浸ったり。
でもそうするとあら不思議、何故かしら慰められたような気持ちになるんです。
泣くとスッキリするというのは、気持ちの興奮が高まってまた冷めるからだとは分かります。
それでもまあ、号泣しないまでも何かちょっと癒された気分になる。
悲しい曲を聴いた後に出るホルモンがある!?
先日BBCの放送でそれを説明するような話を聞きましたよ。
トークによると、悲しい曲を聞いた時にあるホルモンが出てくるらしい。

癒しホルモンが母乳と関係してる!?
え、何が何とどう関係があるんだって!?
先ず、人が泣くと分泌されるホルモンにprolactin (プロラクチン)がある。
「プロラクチンには人を癒す効果がある」と言われているんだそう。
そしてお母さんが母乳を作り出す時に必要な2つのホルモンの一つがプロアクチンなのだそうです。
(もう一つはoxytocin オキシトシン)
へーっ!
母乳を出す時に必要なホルモンが、涙を出す時にも分泌されるんだあ。

じゃあ男性にはないの?
そのホルモン、プロラクチンは男性にもある!
男性にもあります!
プロラクチンは男性にもあるし、女性でも出産をするしないに関わらず分泌されるホルモンなのだそうです。
ただ女性男性共に、多く分泌される人と、そうでもない人の違いはあるとか。
(どのホルモンでもそうしたものでしょうね)
「悲しい曲なんて聞いても別に癒された気になんてならないなあ」
なんて人は、プロアクチンがあまり分泌されない人ではないかとも言われている(らしい)
逆に悲しい曲ばっかり聞きたがる人はプロアクチンが出過ぎ!?
えー、本当にそうなの?
ホルモン説は誰にでも当てはまるのか?
そうは言っても人の感情とはおかしなもので、環境や状況など色んなものに左右されて揺れ動くのが常。
一概に「必ずこれが当てはまる」、とは限らないそうですけど。

と、ちょっと慰められましたよ。
これからも好きな時に好きなだけ悲しい曲聞いて、プロアクチン出すぞ〜。