イギリスは本当にブレクジットをするの?!何が変わるの?

ところでブレクジット、イギリスは一体するのかしないのか?

そう思っている方もいるでしょう。

Koppa
え、もう忘れてた?

まあ無理もないけど。

今日は2020年1月31日。
記念すべきブレクジットの日です。

今夜11時をもって、イギリスはEUから離脱します!
(泣)

ここの所トップニュースと言えばコロナウィルス。
まあこれは深刻ですから仕方ない。

でもその前はハリー王子とメガンが王室から独立してカナダに住む、という私達には関わりのないゴシップでメディアは興奮状態が続いていました。

え、ブレクジット?

オット
もう話題性も無いしな、みんなウンザリして飽きてるし

てな扱われ方だった。

今朝のBBCでも一応取り上げられてはいたけれど、何の緊迫感も感じられない。

では実際2月1日からイギリスは変わるのか?

というと、そういうわけでは無いんです。

31日をもってイギリスはEU離脱はしましたが、離脱に伴う行政は商業規定に関しては話し合いを続けて、6月末までには結果を出す事になっているのです。

そして実際の移行は今年の12月末迄に行う、とそういう事らしい。

それでも6月末までにイギリスの提案がEU28カ国に認められなければ、その時こそ「合意なき離脱」という事になってしまう。

ヤバくね?

これまで3年以上かかって決められなかった事がこの半年で本当に決まるのか!?

かなり怪しい所です。

商業取引などは、輸出入の関税をどうするかでかなり揉める事になるでしょう。

イギリスが輸出するものを関税なしでEUに受け入れて欲しければ、イギリスもEUの製品を関税なしで輸入せねばならない

車などの場合、現在EU以外の国から輸入する場合10%の関税が掛かっています。

乳製品などは、ものによっては35%にもなるらしい。
こんなの本当に加算されたら生産者にとっても消費者にとっても厳しいですよねー。

モノだけでは無く、国の安全保障に関わる取り決めもあります。

Koppa
その数たるや印刷すると百科事典並みにあるそうです

本当にこれが全部「お互いにハッピー」なんて所まで持っていけるんでしょうか。

そしてそれらの全てがEU28 国の承認を得なければならないなんて、非現実的じゃないの?

離脱の延期を重ねて、首相まで変えて去年更に2回も延期した結果が、

「じゃ、取り敢えず離脱しちゃって、それから話し合いましょう」

なんてあまりにおざなりじゃないの。

訳わからん!

分かっていることは、国民の多くが既にこの話題に興味を無くしているって、そういうことなのよね〜。

EU離脱記念の50ペンスコインなんか発行しても誰も喜ばない。

もー、EUへの手切れ金、一体誰が払うのよっ!!
(ざっと4兆円ぐらいかなあ〜)

あ。

出ちゃった。

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