「ママ知ってる?国会が再開されるの!」
私が帰宅するなり、ムスメが鼻息も荒く言ってきました。
「ボウジョウ(ボリス・ジョンソン)が国会を自分の意思で閉鎖したのは違法だって、最高裁が判決を下したのよ!」
「じゃあいつからパーラメント再開するの?明日?」
「多分そうだと思うけど」
そうだよねー。
首相の思惑だけで国会を閉鎖できるって、どういう法治国家だ?と不思議でしょうがなかった。
ブレクジットまで秒読みのこの大事な時期に国の代表が何も協議ができない。
そんなあり得ない状態が5週間も続いたこの珍事。
誰もそれを止められないなんて。
イギリスの民主主義も地に落ちたり、って思いましたもん。
それにしても、「合意の有り無しに拘らずブレクジットを決行する!」とジョンソンが明言した10月31日まであと1ヶ月とちょっと。
丸3年以上かかって何の進展もなかったものがあと1ヶ月でどう変わるのか。
仮にジョンソンを首相の座から引きずりおろして、それでブレクジット自体がどう方向転換するのか。
正直言って見当もつきません。どうなる?イギリス!
それにしてもまた明日から、さぞかし荒れるんだろうなあ〜。
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