たまには親子で虹を探してみよう!春の嵐の合間に

ロンドンの虹

春の嵐にも負けぬ親子の嵐?

別に珍しいことでもないのですが、先日ムスメとバトルを繰り広げました。

原因はなんだったのか覚えてもいない。

多分、試験前なのにケータイばかり見ているとか、
昼食に使った食器を洗っていないとか、

そんな些細なことだと思います。

原因はなんだっていいの。

ホルモンととストレスが原因とはいえ

我が家の娘は日本で言えば高校2年の17歳。

ホルモンのアップ&ダウンが激しい年齢でもあり、

毎日宿題と定期的に行われる模擬試験に追われているお年頃です。

ストレスがたまっているところに母親からアレコレつまらないことを言われるのが我慢できない。
「自分が使ったお皿ぐらい洗いなさい!」の一言で一触即発。

いつものように激しいバトル戦が始まります。
最初の理由なんで何処へやら。

そして最後はムスメがバンッと自分の部屋のドアを思い切り閉めて引きこもる。
私はキッチンへ、夕食の支度に向かう。

同じことを繰り返しているのが問題だ

何回も繰り返している“いつもの”パターン。

「進歩ないなあ」と思わずため息。

外はにわか雨が降り始めました。

さっきまで晴れていたのいうのいつの間にか空は真っ暗。
激しい通り雨がバシバシと雨粒が窓を打ち付けます。

今年の春は特に、4月に入ってからというもの天気が変わりやすい。
日々気温の上がり下がりが激しいだけでなく、1日のうちでも晴れたり曇ったり、急に雨が降り出したり。

不安定な天気は気分にも体調にも影響する。
こういう時に言わなくてもいいことを言ってしまうんだよなあ。

と、キッチンの窓から空を見ると暗い雲の合間から日が差している。
あ、こんな時は虹が出るかも。

反対側にあるベッドルームの窓へ急ぎ、虹を探してみました。
「ん〜、出てないなあ。こういう時はチャンスだと思ったのに」

諦めてきっチッへ戻り、玉ねぎを刻み始める。
2個目を刻んでいる途中に、「ママ、虹が出てるよ!」と娘の声が聞こえました。

「やっぱり、やった〜!」

2人でベッドルームに急ぎ、虹を見上げる。
「ちょっと二重になってるね」
「あ、写真撮ろうっと!」
「私も!」

ムスメと並んで空を仰ぎ、ケータイで写真を撮っているうちに、虹は間もなく消えて行きました。
ほんの2分ぐらいの間だったろうか。

「んじゃ、宿題続けまーす」
「ん、頑張ってね」

子供は子供でこの連鎖をどこかで止めたいと思っているかも知れない。

私もかつてはそうだった。
長い間忘れていたけれど。

今は今を楽しもう。
今は今あるものに感謝しよう。

こうやっている間に春はどんどん過ぎていくからね〜。

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