5月病は日本だけに起こる!?
いよいよ5月も終わろうとしていますね。今年もグングン過ぎていきます。
5月病って日本ではよく言いますが、イギリスでは聞いたことがない。
なぜだろう、と考えてみました。
なぜイギリスには5月病がないのか
・日本とイギリスでは気候が違うから?
・日本とイギリスでは学年の切り替わり時期が違う。イギリスは9月始まりだが、4月始まりの日本では新しい学校や仕事に慣れない人が憂鬱な気分になりやすい?
・イギリスでは日照時間の少ない冬にウツになる人が多く、そちらの方が深刻で問題視されているから?
・そもそもイギリス人は一年中天気に文句を言っているので殊更5月にこだわらない。むしろ五月といえば夏、大半がハッピーに違いないと思われている?
「ウツぬけ」作者からのメッセージ
先日、愛読している「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイトで田中圭一さんのインタビュー記事を読みました。
これが色々と面白かった。
田中さんは漫画家さん。
自らの10年以上に及ぶウツ体験を綴った「ウツぬけ」という本がベストセラーになったそうです。
彼のインタビューの中で「へええー」と驚いたのが、
「一般に急に寒くなるとウツになりやすいとは言われているが、急に暖かくなる時も自分には影響している」
という部分でした。
大きな寒暖の差に体がついていけず、そこから起こる気分の変化というものに、日々の記録を取ることで気付かれたそうです。
ご自身の記録を見て、5月だけでなく3、5、11月など気候の変化が大きい時にウツが悪くなる傾向があると気づかれたのだとか。
そして参考になったのは、自分の記録をつけて振り返るのが大事ということです。
振り返りによる俯瞰が大事
勿論みんなが皆んな同じ理由でウツになるわけではない。
ただ記録をつければ自分の状態をフカンで見れる。
落ち込みが激しかった頃深〜く悩んでいたことが今見るとどうなのか、など自分自身に距離を保って眺めることができる。
(記録をつける時に押さえておくポイントもあるそうです。その辺は著書で!私も読んでみたい)
うーん、なるほどねえ〜。
私もここ数年、ブログとは別に日記をつけています。
滅多に読み返しませんが、たまにパラパラとめくると自分に呆れつつも笑えます。
まー、我ながらアップダウンの激しいことよ。
かなり恥ずかしい。
夫とムスメが読んだらショックだあろうなあ………
遺書には「キケン!誰も読まずに燃やすこと」って書いておかなくちゃ。
ま、多分2人とも見ても読めないだろうけど。
自分を笑えるぐらいなら?
でも過去の自分を笑えるということは、悪くないのかも知れない。
ワタシはそれほどの人間なんだなあ、と知ることもできるし、だからどうなの?と思うこともできる。
それ程深く考えずに前に進みましょう〜、ってね。
ところで「気温の差で…」かどうかはともかく、体の調子が心に与える影響の大きさはよ〜く分かります。
特に体の周期と長年付き合った女性のハシクレとしては。
気象病も今では認められている
日々のモヤモヤやイライラとうまく付き合うのは難しい。
毎日何かあるものだし、些細なことだと分かっていても無性に腹が立つことだってある。
意味もなく沸き上がる不安を抑え難い時もある。
でもそんな時に「あ、今日は急に湿気が多くなったしなあ。」と思うことで、その不安や怒りの矛先を変えることができる。
それだけでも随分気が楽になるかも知れません。
最近は「気象病」に対する研究が進んでいるようだし、これは気候が体に与える影響大なのだと認識もされています。
つまり「外の理由」があるとはっきり認められたわけだ。
自分とどう付き合うか
無理に感情を抑え込もうとするより、先ずはカラダを労わる。
動いてみる、深呼吸して酸素を頭に送ってやる。
落ち込むより先にできることは色々ありそうです。
まあとりあえず、日記も続けよう〜っと。
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