焼売には何故グリーンピースが乗っているのか?
お馴染み「チコちゃんに叱られる?!」でそんな質問が出されていました。
エビ焼売と豚焼売の区別?
白に緑が映えるから?
そのままだと目立たないので存在感を出すため?
答えはちょっと意外、
「ショートケーキのモノマネ」
えええ?
イチゴの代わりにグリーンピースかって?
チコちゃんによればこうです。
元々焼売は14世紀ごろに中国で作られ始めた。
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それが江戸時代末期に日本に伝えられたという。
だがその焼売にはグリーンピースなるものは乗っていなかった。
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で、時代変わって昭和29年。
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戦後9年、日本ではまだ栄養失調の子供たちが多くいた。
その子供達に栄養バランスのとれた食事を与えようと、学校給食を開始。
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が、始めた当初は “まず〜い脱脂粉乳” なども出され、給食の評判は全然良くなかった。
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そこで!
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献立を作る人が、見栄えを良くしたらどうだろうと提案。
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当時人気が高まっていたイチゴのショートケーキを見てその美しさをヒントを得る。
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「ならばショートケーキにイチゴが乗っている如く、焼売にグリーンピースを乗せたらどうだろう!」
って、ホントかい!?
当時グリーンピースはニュージーランドから輸入されるものが主流で、とても甘く人気も高かった。
肉じゃがやご飯に彩りとして混ぜて楽しまれる食材だったたというのです。
かくして「焼売にはグリーンピース」が一般になった!
番組では街頭で人々に焼売の絵を描いてもらうと、必ずグリーンピースが上にちょこんと乗っている。
それぐらいの強いイメージになったのだけれど。
今は本格中華が広まり、グリーンピースが乗った焼売はあまり見かけなくなったのだとか。
そう言えばデパ地下で見かける大きな焼売には乗っていなかったような……


急に焼売弁当が食べたくなった。
懐かしい、あの味。ヒョウタン入りの醤油。
それにしても、今回のお題と答えは “ちょっとこじつけがましい”、と思わぬでもなかった。
ショートケーキからヒントを得てねぇ。ふ〜ん。
でもチコちゃん好き、今週もありがとう〜。
世代かな〜。