新聞のクイズ解きからブレクジットの話まで。夕食の後にスマホ抜きで家族で過ごす夜



今年のクリスマスはウェールズでオットの両親と過ごしている。

親戚間で一番年少の我が家のムスメも16歳。
3世代で集まってもクリスマスの様相は、小さな子供達が家の中を走り回っていた頃とは大分違う、比較的静かなものになっている。

静かなのは小さな子供がいないからだけでは無い。
特に午後遅く、外に出るには寒く暗すぎ、家の中で夕食を待つ時間はことさら静かだ。

以前はこんな時間よくテレビがついていたと思う。
子供が見るマンガ映画だったり、義父が見るスポーツだったり。

クリスマスの日には必ずエリザベス女王のスピーチを見ていたし、毎年この時期に放映される万民向けのクリスマスレクチャーなどもいつも家族集まってテレビを囲んでいた。

でもそれはもう全くない。

ムスメは宿題を済ませるとさっさと自分の部屋に戻ってユーチューブを見ているか友達とテキストを交換している。
まあティーンエイジャーなんてそんなもの。でもその他大勢も似たり寄ったりだ。

義父は自分のタブレットで好きな番組を見たりフェイスブックで友達や親戚の近況をチェックしているし、義母も自分用のパソコンで仕事の草案などを練っている。

オットもムスメの宿題を手伝った後はここぞとばかりにネットフリックス見放題、モチロン自分のタブレットで。

そうして私もこうやってタブレットでメイルチェックしたりブログ書いたりしてるんだから。

義母が夕食の支度を始めて、その他数人がキッチンテーブルに集まってもそれぞれお互いのジャマにならないようにイヤホンをしているから妙に静かだコト。

時々誰かが笑い声をいきなり立てたりして、それもまた不気味でもある。

それぞれが楽しむそれぞれの世界。お互いの世界にあえて立ち入らない、家族同士でも。
(ま、たまに見せ合うこともあるけど)

まー、大人が興味もない子供番組に付き合わされることもないし、子供が面白くもなんともないゴルフ番組を見る父親に不平を唱えることもなくなった。
それにテレビのある部屋に行かなくても自分でタブレットやケータイを持って何処でも行ける便利さだ。

平和な解決方法ではあるけれど、家族で共有することも少なくなったのは確かだと思う。

ちびまる子ちゃんのおじいちゃんみたいに、孫娘がヒデキのファンだとよく分かって応援している、なんてことはもう殆どないんじゃないか。

だから私は家族で囲む食事の時間が更に大切だと思う。

ロンドンでも日頃はムスメの学校、私達の仕事で別々の時間に食べることも多い。
オットの親はロンドンから離れた所に住んでいるので年に数回しか訪ねる機会も無い。

でもこうやってホリデイを一緒に過ごす間は毎食皆んなで食卓を囲み、その時だけは他愛のない話をしながら同じ時間、同じ食べ物を共有する。
特別じゃないけどとてもとても大切な時間。

日頃親にはナマイキな口を利く娘もグランマ、グランパにはずっと素直になれるしなあ。

そして大体そのままお茶を飲んだりミカンを食べたりしながら夜を過ごす。
昨晩は新聞のクイズを延々と一緒に解いたり、ちょっと政治の話に及ぶこともある。

それにしてもちょっと楽しみすぎかな。
毎日シッカリ三食食べちゃって、腹がポッコリ、元に戻らない。
どうすんのコレ。

まー、後で考えよう。
今を楽しむことが大事だよね〜。

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