犬にも豊かな表情がありますよね!
ハッピーな時は本当に嬉しそう、悲しそうな時の顔はこちらの心が砕けそうなくらい切ない表情を見せます。
犬は言葉を持たない、他の動物と同じように。
でも表情はとても豊かなような気がする。
何と言ってもあの瞳が全てを語っている、と思いません?
あのつぶらな瞳、あれには嘘がないって。
「それには理由がある」
とイギリスとアメリカの合同チームの研究が発表されたとBBCは伝えています。
「犬の顔の表現は、人がそれに対して見せる反応に合わせて発達した」
というのです。
犬が人間のパートナーとして生きていく、という道を選んでから何千年経つのでしょうか。
その間犬は言葉を持つ代わりに、人(飼い主)に自分の要求を訴えやすいように表情筋、特に瞳の周りや眉毛に当たる部分の筋肉を発達させて今に至る、ということらしい。
つまり「人間にとって表情豊か」になったと言うんですねー。
「えっ、じゃあ、あれは演技!?」
モチロンそんなことはありません。
犬にとっては「今」が全て。
「嬉しい!」「悲しい!」「お腹すいた!」「走りたい!」「動きたくない!」
その時々の要求を本能のままに通そうとするだけ。
その手段として表情筋が発達したので、別にその気持ちに嘘がある訳ではない。
人間の赤ちゃんだってそうだもんね。
生命与奪の権利を握っている親にどうやって自分の欲求をアピールするか、良く知ってる。
そして親は普通それに勝てない。
理不尽とも思える我が子の要求を飲んでしまう。
夜中の2時間おきの授乳とかさあ。勘弁してくれよ、と思いながらやってましたもの。
いやしかし、犬の奴らめ。
恐れ入ったなあ〜。
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