傘の代わりに花束
今日は夕方から、帰宅する時間を見計らったように雨が降り始めました。
家への最寄りの駅を出てからのこと。
「あー、さっきよりだいぶ降ってきたなあ」と思ったけれど、傘を出すのがめんどくさい。
ショッピングバッグも重く、水仙の束も買ってきたところ。両手がふさがっているもんなあ。
全部つぼみの水仙は鉛筆のようで
激しく降っているわけではないし、そう寒くもない。
細かな雨が断続的に降る、春の夜のよう。
まあほんの5分の道のりだと思いながらそのまま濡れて帰った。
買ってきた水仙を花瓶に生ける。
まだ全部つぼみで、ピンと立った姿は鉛筆かソルジャーのよう。
水仙がで始める1月に春を思う
でも水仙の季節になったのだなあ。
2月ともなれば芝の間からクロッカスが咲き、続いて水仙が咲く。
長い長いと思っていた暗い冬も、トンネルの向こうに光が見えてきたようにその終わりが近づいているのだ。
それにしても水仙が1束1ポンドって安い。もう何年も値段すえ置きだ。


庶民のゼイタク、少しは残されているよなあ〜