クリスマス最大のタスク?
クリスマスディナーどうする?
クリスマスが近づくと家を切り盛りする人たちの間で交わされる話題の一つだ。
ディナーどうするよ問題は、クリスマスタスク永遠ののナンバーワンなんじゃなかろうか。
何しろ期待が大きいのだ。
大きすぎると言ってもいい。
我が家はどうせ3人だし、そんな巨大なディナーを用意しても食べ切れるわけじゃない。
お節料理と同じで、イベントのご馳走も有り難みがあるのは当日だけなのだ。
そもそもそんな努力を払う価値がある?
シンプルに行こうぜえ〜、と自分ではとっくに決めていた。
メインの肉(娘はメインは絶対肉に限る派)は「オーブンに入れて焼くだけ」の出来合いのものをスーパーで買ってくる。
ポテトやその他根菜はメインと一緒に時間差でオーブンで一緒に焼ける。
それにグリーンサラダ。
あとは泡に合わせて軽く、簡単なおつまみを作りそれでOK!
まあ何なら前菜だって、出来合いのもので美味しいものがいくらでもある。
「クリスマスはストレスフリーが一番さあ〜」
メリー・ベリーに惑わされ!?
ああそれなのに、それなのに。
先日、イギリス料理界の大御所メリー・ベリーがいとも簡単にゴージャスなクリスマスディナーを作るTV番組を見てしまった。
特にレモン&バターを塗りこんで焼くローストチキンがあまりに美味しそうで心惹かれてしまった。
「あ、あれ、ちょっとやってみたいかも」
「ついでに塩麹も塗りこんでおいたらどうだろう」
つい、血迷ってしまったのだ。
この辺、クリスマスムードのなせる技と言ってもいい。
そうした勢いでつい買い物に走ってしまい、キッチンにそれらを並べて突如ガクゼンとしてしまった。
「これ、今日明日で一体誰がやるの?」
これから取り組む素材の量と仕事量にに圧倒されてしまったのだ(今更?)。
「大体、電気代節約でオーブンはなるべく長く使わないようにって決めてたのに!丸ごとチキン焼くのに1時間半はかかるじゃないの!」
自分で自分に呆れ返り、しばし呆然としたあと、気持ちを落ち着けるためにこれを書いておく(汗;)。
書いておけば来年は同じ轍を踏まない……かも知れない。
クリスマスディナー下準備
さあてこれから、明日なるべくテンパらないための下準備を始めよう。
赤キャベツのサイダービネガー煮ぐらいは今日作っておこうか。
(味が馴染んだ翌日の方が美味しい)
ポテトも茹でて水気を飛ばしておく。
パースニップやニンジンは硬めに茹でオリーブ油を絡めておく。
アスパラガスやインゲン豆も茹でておきタッパーに保存。
昨晩焼いたケーキは組み立て周りにクリームを塗るまでやっておく。
デコは明日。
うわー、何だかこうして呑気にお茶なんか飲んでる場合じゃないよって気がしてきた。
何時に寝れるの、わたし。
まあ一年にいっぺんだしね。
こうして料理ができることに感謝しよう。
メリークリスマス!
これから準備にかかる皆さん、グッドラック!
クリスマスデコも控えめなロンドン
先日、久しぶりに歩いたコベントガーデンでは恒例の巨大クリスマスツリーが飾ってあった。
いつもはこの近くに巨大トナカイとかもあったものだけど、今年は見当たらない。
やっぱりなあ、と思う。
今年はどこも経費削減ムード。
光熱費の爆上がり及び多くの物価高騰でどこも大変だ。
コベントガーデンだけでなくロンドンの街を通して、クリスマスデコレーションが例年より控えめに感じられる。
それでも対コロナ緩和政策後、観光客も大分増えたようでマーケットも大分賑わっていた。
今年最後と出かけた飲茶レストランも満杯だった。
やっぱり人で賑わってこそのウェストエンドなのだ。
世の中がもっともっと楽しい空気に包まれるようになるといい。
ハッピークリスマス!!
クリスマスに願うこと。
この世から戦争がなくなりますように。
誰もが心穏やかに暮らせますように。
それからそれから、
ローストチキンが上手に焼けますように、かなー。