ジョンソン首相がイングランドにロックダウン規制緩和声明を発してから一夜明けた。
5月10日にジョンソン首相が発表した規制緩和
その曖昧さと詳細の用意の無さに、政府は非難を浴びまくり!

でも極力電車やバスは使わないでね!
公共交通機関はエッセンシャルワーカーの為に走らせている。
その他は車か自転車か徒歩で通勤してくれ、とそう言っているのだ。
みんながみんな車を持っているわけではない。
徒歩圏内に通勤しているわけでもない。
当然駅のプラットホームには人が溢れていた。
そりゃそうだ!
おまけに交通機関は既に電車やバスの本数を減らしている。
慌てた政府は、
仕事に戻るのは水曜日からにしてください!
ガイドラインの詳細は今週末までには用意するから、ステイ アラート!
訳がわからない!!!

ガイドラインをはっきりさせてから、青信号を出すべきだろう。
ノープランも甚だしいよ!
「早くて6月1日から、レセプションと小学校1年生(5〜7歳)、6年生を最初に学校に戻す」
ことにも困惑してる。
これら中央政府の決定に対して、スコットランドやウェールズ、北アイルランドは「今はまだ規制緩めるつもりはない」とはっきり言っている。
(ロックダウン規制に関しては、それぞれが自分達でコントロールする権限を保持してる)
スコットランド国民党の党首ニコラ・スタージェン氏は、
「今ことを急いでハイリスクを負うのは賢明ではない。私達も苦しい状況にあり同様のプレッシャーはあるが、今は何よりも国民の生命を守るのが最優先である」
「エッセンシャルワーカー以外はリモートワークのみ」
「小中高、大学の区別無く、夏休み前に始める予定もなし」
「ステイ ホーム」

結局のところは、

何のこっちゃ!
規制を緩めるに当たっては、国がどんなプランを打ち出そうが必ず批判を浴びるには違いない。
それは分かる。
あちらを立てればこちらが立たず、何を決めても必ずどこからか非難される。

何の準備もないままに緩和はありえねー!
•この数週間内に規制を緩めることができるなら段階的に始めるつもりである。
•それを可能にする為に今、公共交通機関や職場での安全距離保持の為のガイドラインを作っているところである。
•Goサインは安全に対する準備が整ってからのみ発令される。
最初にそう言ってくれたらずっと良かった。
ところで、先に規制を緩めたドイツでは既に感染率が上がっているそうだ。
それはそうだろう〜。
イギリスとは比べ物にならない準備の良さを持ったドイツとはいえ、人の移動と同時にウィルス感染の拡大は止められない。
ただメルケル首相には、感染がまた広まってもそれをコントロール下に抑える自信があったのだろうとは思う。
実際にこれからどうなるのかは分からない、それでも国の経済の為の決断だったのだ。
何を良しとして何をダメというのか選択は難しい。
誰かが優先順位を決めなければならない。
政府の政策やガイドラインにだけ頼っていても仕方がない。
何しろ未だワクチンは無く、テストだって追いつかないでいるのが現実だ。

てか、それしかないじゃん
満面の笑みを浮かべたオーナー。
さすがにあのグリーンを、一般には解放してくれなかったなあ〜。