ロンドン・ガトウィック空港が30時間も閉鎖に!ドローンが引き起こす悪影響の大きさがオソロシ過ぎる

クリスマス前に起こった大事件

いよいよクリスマスを来週火曜日に控え、イギリスでも多くの人が休暇に突入です。

ヨーロッパではクリスマスと翌日のボクシングデイは国民の休日、日本のお正月みたいなもの。

新年に向けて眺めの休暇を取る人も多い。この時期に外国にホリデイ旅行、特に暖かいところへ行くのが人気です。
その他、自国に里帰りする人だってたくさんいます。クリスマスや新年を家族と一緒に過ごすために。

ガトウィック空港が1日半も閉鎖に

が!

今週クリスマスラッシュが始まったと同時にロンドン最寄りの2大空港の一つガトウィック空港が1日半も閉鎖するという事態になってしまいました。

え、フランスみたいにホリデイシーズン=公共機関のストライキ?
そうじゃありません。

ドローンの影響です

ガトウィック空港が1日半も閉鎖に

ニュースで聞いた方も多いでしょうが、今週の19日、水曜日の夜にドローンがガトウィック空港滑走路付近に現れ大変な騒ぎになりました。

即全ての飛行機の離発着がキャンセルに。

空港でさあこれから搭乗!と期待していた人たちのショックと困惑、想像に有りあまります。

そしてそれが翌日の木曜日終日も続き、やっと空港が開いたのは金曜の早朝です。

1000便のフライトがキャンセルに

やっと飛行機が飛び始めた〜、といっても直ぐに全てがスムーズになるわけではない。
このトラブルの間にキャンセルになった便は1000便、1万4千人の登場予定客が影響を受けたそうです。

長く待った人たちから順番に飛行機に乗れるか、というとそうはいかないんですね。後がつかえている。
結局ホリデイも帰省もキャンセルになってしまったいう人達がそれは大勢いたそうです。酷い話です。

誰が何の目的でやったのか?

何の目的で誰がやったのか!?と当然犯人探しに警察どころか軍隊まで巻き込んで大掛かりな捜索となりました。

テロ目的だったようには見えないけれど、空港警備の脆弱さを見せつけられたのですからね。

これが本気テロだったらどういうことになっていたか。
メディアでも追及されてるし、今後のテロ対策にも関わる重大な事件です。

そして昨日ロンドンよりずっと南にあるサセックスの住宅地に住む50代の男女が逮捕されたと報道されました。

まだ犯人と確定したわけではないらしいけれど、シッカリ写真までネットに出回っている。
ドローンを趣味としている普通に働くイギリス人、テロとは無縁なようなカップル………のように見える。

*後日談:カップルは無罪だったということです。

近年ドローンがらみのトラブルが増加

近年ドローンが飛行機に近づくというトラブルが増加、大事故にはなっていないもののニアミスは多々あるそうです。

その多くが飛行機マニアが写真をより近くで撮影したいという目的によるものだそうです。
しかし今回は場所も場所、時期も時期。

テロか!?と思われても仕方がないし、混乱をわざと引き起こした愉快犯ならかなり許し難い。

いやただの操作ミスでした……じゃなあ。後手後手に回って面目丸つぶれの警察と軍隊がどう落とし前をつけるんだろう。

ドローン操作はライセンスと登録が求められるべき

でもドローンて使い方によってはとても便利だけど、個人の趣味で街中を飛ばすのは絶対にやめて欲しい

操縦訓練とライセンスを取得を義務化して、飛ばしていい場所の規制を厳しくキビシク定めて欲しい。

車と同じようにナンバーを付けて個々のドローンが誰のものか明確にして欲しい。

そう思いませんか〜。

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