日本の東北は最高!な訳
「日本の東北って凄くいい!」
風景も変化があって素晴らしいし、食べ物も美味しい。
温泉もスッゴク良かったなあ」
先日、日本の一人旅ホリデイから帰ってきたばかりの、夫の友達が言った言葉です。
インド出身の彼が日本を訪ねたのは2年ぶりの2回目。
前回は春だったので今回は秋の紅葉を楽しみに行ったのでした。
東京からわずか1時間半の近さ!
「東北がいいって聞いたんだけど何処がいいのかなあ?」
と旅行前に相談されたので、私も一緒に地図を見てあれこれ候補を立てました。
「うーん、日程が短いから行きやすいところがいいよねえ」
東北出身の友達にアドバイスを求めたりしながら、自分の事みたいに夢中になってあれこれ調べました。
正に仮想旅行の気分。
それにしても驚いた!
東京駅から仙台まで秋田新幹線「こまち」に乗ればモノの1時間半で着いてしまうんですね。
東北新幹線「はやぶさ」で1時間40分、「やまびこ」でも2時間。近っ!
かつて私が旅した30年前とはエライ違いです、当たり前だけど。
レイルパスを使って大移動
結果彼は4日間で松島、平泉、角館、山形の立石寺、鳴子温泉などレイルパスを駆使して候補に挙げた場所を殆ど網羅、かなり精力的に動き回ったそうです。
さすが20代、若いって素晴らしい。
その間行き先で撮った紅葉の写真や動画を夫に送ってくれました。
それらを見てシミジミ思ったのです。
震災からの復興は道半ばではあるけれど。
東京からわずか1時間半の近さ!
11月後半、東北の紅葉は終わっていないだろうか、とちょっと心配したのですが杞憂でした。
美しい紅葉、黄葉に覆われた山々がそこには写っていました。
そして同時に思いました。
震災があってからここまで来るのにどんなに皆んなで頑張ったんだろう、と。
全部が復興した訳ではないだろうけど、特に予備知識も無い外国人旅行者が、何の不便もなく十分に楽しめる場所としたんですね。
そこまでにした人のチカラに驚く
やはりこれはヒトのチカラ、それに他ならない。
彼も先々で何かを尋ねるごとに、親切に、丁寧に対応してもらったそうです。
旅行中、山寺では雪に見舞われたり、天気はかなり不安定だったようですが、それはそれでとても幻想的だったと言います。
で、その後に入る温泉は最高だったと。
で、その後に熱燗を一杯やりながら食べる天ぷら蕎麦も最高だったと。
民宿で知り合った他の外国人旅行者、日本人大学生のグループと出かけてかなり盛り上がったそうです。
いいなあ、いいなあ。
次の里帰りには東北旅行を誓う!
「サムライタウン角館にある川沿いには桜の木が植えてあって、春にはさぞかし綺麗だと思うよ」
そう言って写真を見せてくれました。
よーし、次春の日本に帰れる時の目標が出来た。
待っててね〜、東北。絶対行くかんね。