デーツを使ったイギリス定番お菓子
スティッキートフィープディング
デーツ(別名ナツメヤシ)を使ったイギリス定番の焼き菓子、スティッキートフィープディング。
今も昔と変わらず大人気デザートの一つです。
レシピを紹介するのでぜひ作ってみて欲しい。
デーツさえあればあとは身近な材料のみ。超簡単ですよ!
デーツはスーパフード
日本でも最近デーツがスーパーフードとして注目されているそうですね。
日本名ナツメヤシ、英名 dates。
栄養価が高く、鉄分、カルシウム、カリウム、ビタミン群が含まれている優良食品。
オマケに食物繊維豊富だそうで、良いとこ尽くしです。


デーツの食べ方、使い方がわからない?
イギリスではそのまま食べてお茶請けにしたり、お菓子に入れたりする一般的なもの。
スーパーや自然食品屋さんで売っています。
デーツはそのまま食べてお茶請けにもなる
デーツはそのままだと超〜甘いドライフルーツ。
中東の人はそのまま濃いお茶と一緒に食べる人が多いけれど、イギリス人はプディングとしての方がずっと親しんでいると思います。
イギリス人の大好きデザートトップ5に入る
中でも一番人気はスティッキートフィープディングです。
デーツを焼き込んだスポンジ生地にトフィーソースがかかっている食べ応えのあるスイーツです。
イギリス人の大好きデザートトップ5に入っているに違いないスイーツの一つ。


子供だけでなく、大人にとっても幼い頃から馴染みの深い永遠のお菓子なのです。
作り方は、デーツさえあれば超簡単。
スティッキートフィープディング
スポンジ材料 24cmx16cm型
タネを取り除いたデーツ 200g
小麦粉 180g
ベーキングパウダー 小さじ1
重曹 小さじ1
キビ砂糖 60g
オリーブ油(バターでも)50g
卵 2個
ソース材料
キビ砂糖 50g
バター 50g
生クリーム 150g
最初にスポンジを作る
1. デーツはざく切りにして沸騰した湯250ccに浸し、ぬるくなるまで放っておく。
*オーブンを180度に温めておく。
2. 粉類は合わせてふるう。
3. 残りの材料を全部一緒にハンドミキサーで混ぜる。
デーツは潰し過ぎないのがポイント
4. デーツを水ごとミキサーかフードプロセッサーに軽くかける。
全くペースト状にしてしまわないで、粒々が残る程度に。
5. 3のボウルにデーツを入れ混ぜる。
6. 粉類を入れ、ヘラで全体を混ぜる。
7. バターを塗っておいた型にタネを流し込み(ホットケーキミックスぐらいのゆるさ)オーブンで35分前後焼く。
(竹串など刺してみて、タネがついてこなかったらOK)
8.焼き上がったらオーブンから取り出して型に入れたまま粗熱をとる。
次にソースを作る
材料を全部小鍋に入れ、中火にかける。
煮たったら火を弱め、とろりとするまでかき混ぜる。
とっても熱いのでハネ注意!
スプーンを引くと鍋底が見える程度に煮詰めたら火を止める。
ソースを全部ダダーッとスポンジにかけ、スプーンの裏などで全体に行き渡せる。
全体が冷めて落ち着いたら出来上がり!
食べる時はレンチンで再び温めて
食べる時は一人分ずつ取り分け、電子レンジで30〜40秒ほど温めて食べるのが美味しい!
イギリス人はこれに温かいカスタードクリームをかけて食べたりする。
ほんっと好きだよね〜、カスタード。
バニラアイスが最奥のコンビネーション
私はサッパリ系のバニラアイスを添えて食べるのがベストマッチだと思います!
温かいスティッキートフィープディングと冷たいバニラアイスのコンビネーションがたまらん。
寒いイギリスならではのデザートですね。
きび砂糖に黒砂糖を混ぜても美味しい
スポンジやソースには茶色いキビ砂糖が向いていますが、黒砂糖などを混ぜても濃厚な味になってこれも美味しい。
バランスはお好みで。
白砂糖は淡白になり過ぎてあまり向いていません。
違うお菓子になっちゃう。
特にこのレシピは普通あるものよりもずっと砂糖の量を減らしています。
デーツ自体が甘いので、上記の量で十分ですよ!
3日ぐらいは変わらぬ美味しさ
3日ぐらい保つので、ドカンと焼いて大丈夫。
パウンド型で焼いても勿論いいです。
デーツはそのまま食べるのは甘過ぎてちょっとなあ〜って人には特にオススメですよ!
見かけより軽い味わい
地味でどっしりした見かけよりも、食べてみたらその軽さに驚くこと請け合い。
出来合いの市販のものより美味しいこと保証します!
ジンジャーやシナモンを加えても
スパイス風味を加えたければ、ジンジャーやシナモンパウダーなどを混ぜて焼くのも美味しくてオススメ。
デーツの栄養素もたっぷり摂れます。
是非作って楽しんでね〜。
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