香りの高い牡丹&芍薬トップ5!イギリスでも人気のピオニー
ピオニーの香りってどんな香りだろう?
牡丹や芍薬、イギリスでは一般にどちらもピオニーと呼ばれ、とても愛されている花です。
色も赤、ピンク、白、その色の濃さや花びらの層の数も様々。
毎週土曜に開かれるハムステッドヒースのファーマーズマーケット。
そこで先日、真っ赤な、それも初めてみる真紅の芍薬を見つけました。
こんなピオニーの種類もあったんだ、とそのバラエティの豊富さにあらためて驚き!
その真ん中に赤ばかりの芍薬の花束がズラーっと並んでいるのは中々壮観。
「あ〜、ピオニーの季節なんだなあ」
ピオニーの最盛期はいつ?
ピオニーの季節は4月〜6月ということです。
イギリスの花屋で見かけるのは5月後半から6月前半ぐらいの間かな。
シーズンとしてはそんなに長く無い。
ちょっと値段は高いけれど、5月のハイシーズンになると値段もグッとリーズナブルになる!
1年に1度の贅沢、楽しみたいじゃないですか。
イギリスでも人気「ピオニーの香り」
でも実際どんな香りなの?
イギリスでは「ピオニーの香り」はバラやラベンダーと並ぶ人気の香りらしく、商品もたくさん売られています。
香水をはじめとして、シャンプー、シャワージェル、ボディローション、ルームフレグランスなど色々ある。
一様に甘〜い香り。
「でも実際そんなに甘い香りの牡丹に出会った事ないなあ」
常々不思議に思っていました。
花屋やスーパーで見かけるものにも目立った香りの牡丹に出会ったことが無い。
実は香りも様々なピオニー
1度、結婚記念日に夫の両親から素晴らしい香りの牡丹の花束を贈ってもらったことがあります。
https://koppalondon.com/silver-anniversary/
それは白とピンクの牡丹。
特に白い牡丹がほのかにシトラス系が混じった鮮烈な香りで、よくある「ピオニーの香り」とは似ても似つかぬものでした。
(カフィアライムの葉の香りに似てるような気がした。)
香りの高い牡丹&芍薬トップ5!
で、検索したところによると、ちゃーんとあるんですね。
香りの良い牡丹&芍薬の品種が、幾つもある。
・Henry Bockstoce (ヘンリー ボクストス)
・Cora Stubbs (コーラ スタブス)
・Duchesse de Nemours (ダッチェス ド ニモアス)
・Hermione (ハーミオニ)
・Fiomele(フィオメーレ)
上記の品種が特に香りが強いものとして挙げられていました。
(その他「もうちょっと香りの柔らかい品種」も数種あるそうです)
それぞれ香りの特徴も記されているので、興味のある方はチェックしてみてね。
https://www.gardenia.net/guide/fragrant-peonies
今まで出会った中で最高の香りは
どうやら以前私達が結婚記念日に贈られたピオニーは、ダッチェス ド ニモアスらしい。
古くからある品種で、RHS(Royal Horticultural Society)で賞を取った花だとか。
ホント色々あるんですね。
ポンッ、ポンと花火が開くように
朝買った芍薬がものの数時間でこんなに開いてきましたよ。
この赤の深さ、どうです!


赤い牡丹といえば花札の柄?
赤いピオニー、花札にも絵柄としてあったっけ。
あれは芍薬ではなく牡丹?
子供の頃、札合わせして遊んだなあ。(どういう子供時代!?)
そういえば!
ナポレオンみたいな肖像画がパッケージデザインの花札の箱に「任天堂」と書いてあったのを覚えています。
世界のニンテンドーになる前の話ですが。
今だったらピカチュウがパッケージを飾っているのかな。
ピオニー一つで色々イマジネーションが広がる〜。