5月の代表花の一つ、キフジとも呼ばれるラバーナム。本当に毒があるの?

キフジ

5月のイギリス代表花の一つラバーナム。(Laburnum)

「あれは黄色い藤?でも木が違うなあ」
イギリスで初めてラバーナムを見た時の感想です。

ロンドンでも家の庭先や公園などあちこちで広く植えられている、イギリスで大人気の木の一つです。

マメ科の植物ですが藤のようにツタを伸ばす木でなく、柳の木に黄色い花が咲いたごとくの姿。
下から見上げると黄色いシャワーのよう。

金の鎖、金の雨(Golden Chain, Golden Rain)とも呼ばれるそうで、確かに陽を受ける姿は明るい黄色に反射して輝き、本当にまばゆい。

このように人を笑顔にしてくれるラバーナム、実などに毒(Cytisine)があることでも知られています。

イギリスの小説でアニメ化されたこともある「ウォーターシップダウンのウサギたち」を知っていますか。

その中でも子ウサギが食べないように気をつけなければならないモノの一つととしても出ているんですよ。
後から気がついたのだけど。

でもそんなにご心配なく!
毒がある、と言っても普通は死に至る程ではないそうです。

うっかり口にして起こる症状は、気持ちが悪くなったり、堪え難い眠気をもよおしたり。
ただ、まれに症状が重くなるケースもあり、吐いたり下痢を起こしたりして気を失ったりすることもあるそうですが。

小さな子が拾って口にしちゃうのでは!?と心配ですよね。

実などはとても苦いので、普通は口に入れたら直ぐにぺッと吐き出してしまうでしょう、と言われてはいます
(だれか試したのかな〜😅)

それ程神経質になることはないというのが一般の考えのようです
そうでなきゃこれ程あちこちで植えられているはずもないじゃないですか〜。

それでも子供がいる親としては心配でしょうね。

私たちが住むフラットの階下の庭にも毎年見事な花を咲かせる大きなラバーナムの木があったんですよ。

でもある年、赤ちゃんを連れた女性が地階に引っ越してきたと思ったら、いつの間にかその木がバッサリ切られていた…

私としては大ショックでしたが、万が一ということを思わずにいられない親の気持ちも分かります。

でもなあ。
あれ程に育つまで一体何年かかったんだ、と悲しくもあり。

愛でられるために植えられ、危険視されてアッサリ切られる。
受難の木でもあるんだな〜、と思いましたよ。

ラバーナムは日本ではキバナ藤と呼ばれているんだそうですね。
黄色い藤のような花……まあ安直だけど想像しやすい命名。

日本でもこうやってどんどん人気種になっていくんでしょうか。
藤と並んで見かけることも多くなっていくのかも知れませんね。

お子さんが実などウッカリ口にしないようにだけは気をつけて!

でもそれ以外は過剰に神経質になる必要はありません。
普通に見て、愛でて花の美しさを楽しみましょう!

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