修復は必ずなる、たとえそれが50年後でも!ノートルダム大聖堂
パリのノートルダム大聖堂が火災で大きなダメージを受けてしまいましたね。
ショック!ショック!ショック!
850年の歴史を持つ、フランス革命と2つの大戦を生き延びてきた、あんなに美しい建物が。
修復工事中の出来事
近年老朽化で大規模な修復工事が行われていた最中でのことでした。
修復がなされていた屋根裏付近から出火したとのことですが、まだ原因そのものは不明です。
置かれていた工具の不具合だっという説もあるけれど。
日本の多くの寺院がそうであるように、火事で消失する歴史的建造物は多い
ノートルダム大聖堂は基本石造りであるため外壁や天井などはダメージを受けながらも残りました。
500人は動員されたという消防士の必死の消火活動で全焼は免れ、有名なステンドグラスのバラ窓も3面のうち1つは無事だったようです。
イギリスにも1984年、雷による火災で大きなダメージを受けたものの見事に甦ったヨークミンスター大聖堂があります。
この大掛かりな修復工事を成功させた石工チームの親方ジョン・デイビッド氏は「ノートルダム大聖堂の修復は決して不可能ではない」とポジティブな意見を述べています。
辛うじて生き残ったバラ窓のステンドグラスも、熱で細かなヒビが入っているかもしれない。
でもそれを修復するイマドキの接着剤もあるとのこと。
大量のススとホコリで汚れているので念入りにキレイにするのは言うまでもありませんが。
修復に向けた大口の寄付金も続々と集まっている
ヴィトンやグッチのオーナー会長を始め、あちらで120億、こちらで120億円と修復に向けた大口の寄付金も既に続々と集まっている。
モチロン一般市民レベルでもドンドン募られていくでしょう。
フランス人にとって、パリっ子にとって、ノートルダム大聖堂は不可欠だと思いますから。
雨風を避けるために先ずは燃え残りの足場を外して、建物にカバーをかけることが必須!
一旦カバーに覆われたら、あと10年はその姿を見ることはないでしょう。
修復には何年掛かる?
これからの修復に20年、いや50年かかるとも言われています。
50年かかったら、自分は修復が済んだ姿を見ることはないんだなあ、と思わぬでもないですが。
が、人が作ったものは必ず作り直すことができると信じています。
できるよね〜。
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