ツツジ、もしくはユリによく似た花、花束でよく見かけるアレ
ツツジ、もしくはユリによく似ているけど葉っぱがツツジじゃない!
イギリスでは花屋さんでもスーパーでもよく見かける、花束になって売られているこの花、何ていう?
さつきでも石楠花でもないしなあ。
花の色はピンク、白、赤、黄色、オレンジと様々です。
花はツツジが少し細長で繊細になったようで、ユリっぽくもある。
インカのユリ!?
これ、イギリスではアルストロメリア(alstroemeria)と呼ばれています。
ウィキによると、一般名をペルーのユリ(Peruvian lily)
またはインカのユリ(Lily of the Incas)と呼ばれるそう。
ググるまで知らなかった〜。
名前から察せられるようにペルーのアンデス地方やチリなどの、南アメリカ原産。
もっともオーストラリアやニュージーランド原産種もあるそうですが。
いろんな国の花の恩恵を知らない間に受けているんだなあ。
取れちゃったつぼみが花開く!
先日このアストロメリアを買ってきて、先ず花瓶に合わせて丈を切ったり余分な葉を取ったり。
「あっ!」っと思った時は遅し!


何となく哀れで、普段水溶き片栗粉に使う器に水を入れ、そこにちょんとさしておきました。
ら、3日でちゃーんと開いているではないですか。
この自然の強さ、感動しました。
とても強く長持ちする花でもある!
確かにこのアルストロメリア、とても強くて切り花も長持ちします。
毎日水を替えていれば、悠々2週間はキレイなままでいてくれる。
花期は夏から秋、とありますが、今ではどこで栽培されているのか1年中見かける種類の1つ。
形は同じでも色によってだいぶ印象も違う。
ツツジそっくり!とか言っていたのに、ユリと聞くと「そう言えばユリっぽい」と思ってしまう。
調子いいね。
ちなみにツツジはアザリア(Azalea)と呼ばれます。
イギリスでももう咲いてますよー。春っていいなあ。