今日ニュースで、大手居酒屋チェーン「串カツ田中」が全国支店の9割にあたる176店舗で禁煙することにしたとのニュースを見ました。
エライ!絶対に後悔しないと保証します。(って、私に保証されてもなあ……?)
以前も同じことを書きましたが、もう何年も前にイギリスで、レストランだけでなくバーやパブでも全面禁煙にすると政府が決めた時には非難轟々でした。
特にパブやバーなどアルコールを主にしたところでは、「喫煙なしに商売は成り立たない!」という神話にも似た定説をほとんどの人が信じていた。
タバコ+アルコールはセットだと多くの人が思っていたんですね。
でも!
フタを開けたら、全面禁煙にしたことでレストランだけでなくパブやバーなどでも売り上げが増えるところが続出したんですよ。
実際、タバコがなくちゃ楽しめないと思う人より、タバコがないことで雰囲気が良くなり、訪れやすくなったと思う人の方が多かった。
日本に帰るとまだまだ禁煙に踏み切れずに「分煙」なんて意味のないことをやっているところも多い。それも子供が多く来るドーナツショップとかで。
ありえないだろうっ!
思い返せばイギリスもひどかったんですよ〜。
私が来た89年当時はバス2階席は喫煙OKでしたから。床は木だったし、座席には焼け焦げの跡がいっぱいついてるし、いつか火事になるんじゃないかとヒヤヒヤしました。
「ロンドンの赤いバスって中はこんなだったの!?」と幻滅してものです。
それが今はオフィスをはじめとしてレストラン、カフェ、パブなど全ての公共の場が禁煙です。
かと言って喫煙者がいなくなったとか、それは無いですけど。
建物の外ではまだ多くの人がスパスパ吸ってるし、吸い殻をポイ捨ての人も多い。それは無くならないですね、残念ながら。
でも、レストランで隣の人の吐いた煙でせっかくのゴハンが台無し〜ということはなくなりました。
パブで楽しく数時間過ごした後に、服も髪の毛もタバコの匂いが染みついている!ってことも。
これだけでもかなり大きい。
子供を連れた身になると更にそう思います。
2020年に向けて日本を訪れる外国人観光客はますます増えていきます。
別にビジターのために禁煙を進めて欲しいわけじゃ無い、それがいい機会になればと思っているだけですが。
分煙なんてケチ臭いことを言わず、いっそ全面的に禁煙にしてしまいましょう。
一度始めてしまえば、きっと良かったと思いますから。ホントですよ〜。
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