ハーブを使った料理もスッキリ味の代表料理。
その名も、「サバのオーブン焼き、焼きトマトソース、バジルちぎってのせただけ」
今回はお手軽な冷凍のサバの切り身を使用。もちろん新鮮なものがあれば生をどうぞ。
1. 水に塩と砂糖を1%ずつ(水700gなら塩7g、砂糖7g)溶かしたものに凍ったサバをつけて冷蔵庫で半日おき解凍する。
(ジップロックが便利)
2. サバの水気を拭き取り、トレーに並べる。オリーブ油を塗り、チェリートマトと共に200度のオーブンで15分焼く。
3. 皿にチェリートマトと共に盛り付け、胡椒を引き、醤油をひと垂らし。千切ったバジルをパラパラッとかけて出来上がり。
サバを焼いている間に野菜の付け合わせのご用意を。パンでもご飯でも合います!
焼けたチェリートマトを潰しながらソースとしてサバと一緒に食べると超絶美味しいですよ。
(オーブンから出したてのトマトはすっごく熱いので、飛び散らないように潰してね)
塩分は最初につけた塩砂糖水の下味と醤油の一垂らしだけ。
焼きトマト味が凝縮され他ソースとなり、バジルの香りも手伝って、これ以上塩を足す必要がありません。
夏になるとハーブの鉢が安くなります。これも1ポンド(150円)、緑が鮮やかで正に初夏の色ですよね。
大きい葉から摘んで食べ、小さな葉が育つのを待つ。
朝イチに水をあげた時に思いっきり葉の香りを吸い込んで、キッチンのアロマセラピーですよ。
日本だったらシソの葉もいいでしょうね!シソの鉢植えなんてあったら便利そう。食べたいなあ、シソ。
以前、友達がこちらで種からシソを育てたことがあり、大事に大事に大きくしたものを「収穫祝いだあっ!」とご馳走してくれたんです。
料理は感動的に美味しかったんですが、シソの葉そのものは、日本で食べるシソの半分ぐらいの香りと味でした。薄いんです、全てが。
こちらは野菜も大味のものが多く、エグ味のあるものが少ない。やはり土壌が違うんですね。
やはり日本で美味しいものは日本で味わい、イギリスで美味しいものはイギリスで味わうのが一番だな。そう納得しました。
今回サバに塗ったオリーブ油は、エクストラバージンオイルにニンニクのみじん切りを漬けておいたもの。
表面に塗ってオーブンで焼くだけで魚や肉がすっごく美味しくなるし、ドレッシングにも野菜炒めにも使えて便利。もちろんバゲットにつけて食べるだけで最高のワインのお供です。
2週間で使い切るぐらいの量を目安に作ってキッチンに常備してます。
ニンニクって欲しいと思った時にイチイチ薄皮をむいたり刻んだりするのがめんどくさい。こうしておくと手軽です。
5月も終わりに近づいていよいよ夏らしくなってきました。
イギリスには梅雨はないんですよ〜。
でも、
「日本には梅雨と呼ばれる雨季があってね」なんてイギリス人に言うと、
「イギリスは一年中雨季だけどね」なんて諦めの混じった自虐的な答えが必ず帰ってきます。
特に今年の冬から春にかけての雨の多さといったら……(涙)
なんて話はさておき、こんな季節にはスッキリしたもの食べたいですよね。それも時短& 簡単調理で。
ハーブとニンニク、香りを効かせて初夏の暑さを乗り切りましょうね〜。
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