イギリスのロックダウンは中途半端なのか!?自由も自粛も自分たち次第?

2120年3月22日。
イギリスはロンドンだけでなく全国的にレストランやパブ、カフェなどは閉鎖され、半ロックダウン状態に。

“半” というのは、まだバスや電車はキーワーカーの為にある程度通っており、人々が公園などに行くのも厳しく制限されていないから。

他のヨーロッパの国々のように、外出一つにも警察や軍隊が厳しく取り締まっているという程ではない。

「半径1メートルはお互いの距離を保つように!」
とのガイドはあります。

21日土曜日にハムステッドヒースのファーマーズマーケットに行った折にも一応、

「1メートルはお互い離れてください」

のサインにならって、皆1メートル程の感覚を空けてマーケットが開くのを人々は待っていました。

ゲートが開いたら「1メートル間隔」は何処へやら、皆ザザーっと一斉になだれ込んで行ったけど。
(一辺にマーケットに入れる人数の制限はしているらしい。混み混みにならないように)

それでもフレッシュな食材がまだ豊富に並んでいるのが救われた!

肉、野菜、チーズ、魚、パン、惣菜、色々あります。

オット
お目当てのステーキパイを買うこともできたし!
ムスメ
偶然友達にも会えた!

友達ののママは、
「ジョギングしてたのよ!体が鈍るから」

「オンラインライブ中継でヨガもやる事にしたわ!」
うん、その意気!

天気がいいこともあってヒースはそんな人達でいっぱいでした。
ジョギングをする人、犬の散歩をする人、池で泳ぐ人(風が強くて結構寒い!)

もう思いっきり発散している!
発散せずにいられようか!
(まだロックダウンが始まったばかりだけど)

ジョンソン首相は今日の会見で、

メンタルヘルスも体と同じように大事であるから、外の空気を吸って運動するのは今のところ良しとしたいと思う

但しお互い2メートルの距離を取るなど、お互いに責任をもって行動して欲しい

それが徹底して出来ないようであれば、やむを得ないがもっと厳しい措置を取らなければならなくなるだろう

などと発言していました。

今朝ロンドン市長のカーン氏がTVインタビューで言った、
どうしても必要な用がなければ向こう12週間は極力外には出ないように!
よりはずっとユルく聞こえる。

Koppa
これを聞いた時にはさすがにビビった!
が、
自分たちに残された自由を守るのは私たち自身の良識にかかっているのだ
というジョンソンの意見はイギリス的だし、私もそれに倣いたいと思う。

記者からはロンドン市長との意見の違いなどを突っ込まれたりもしていたけれど、首相はまだ外に出る自由を否定しているわけではない。

Koppa
今の所は、の条件付きではあるけれどね。
ちょっとホッとした〜

こうして毎日ジョンソン首相を含む健康相や医学関係者などが記者会見でメディアの質問に答えている。

キビキビと細かい質問内容にも答えられるような態勢を取っている。

国民の不安を少しでも解消するようにとの努力も感じられる。

しかし罹患者や急増する死者の数、さらに厳しくなった規制について知らせる以外に、なんら新しく発表するものは今は無い。
それが今日の会見を聞いていてもよく分かった。

結局私たちは自分たちの出来ることをするしかないのだ。

まあそんな中、娘が「母の日」にカードとプレゼントをくれました。

そう言えば先日買い出しに行った時に母の日カードを売っていたっけ。
食べ物じゃないし、すっかり忘れていたわ〜

覚えていてくれたんだねえ、こんな時でも。

カードには桜湯と桜餅。

長命寺の桜餅、食べたいよなあ〜。
心の中で味わおうっと。

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