ウンのつく話で今年の運気をあげよう
「あー、スッキリした〜」
クリスマス休暇の5日間を夫の両親宅で過ごしてきた私達。
ロンドンの我が家に帰った翌日の朝、トイレから出てきた夫が晴れやかな顔でこう言いました。
「人はどうだか知らないけどさあ、自分ン家以外のところってなんか上手く出ないんだよなあ」
自宅が一番のワケ?
ウン、分かる。私だってそうだ。
5日の間、全く便秘していたわけではないけれど、どう見ても入った量と出た量のバランスが著しく悪かった。
朝は結構散歩していたけれど、残りの日は皿洗いぐらいしか体を動かすこともなく圧倒的に運動量が足りない。
でも原因はそれだけではない。
「それはさ、落ち着いて座っていられないからじゃない?」とオットに聞いてみた。
「そうなんだろうなあ」
「ヨソの便座に体も心もすっかり預けられない?」
「そうかも知れない」
以前は住んでいた自分の親の家でさえも、長い月日を経たらそんなものなのだなあ。
まあバスルームは当時のものではないけど。
やっぱり便意というものは習慣プラス心理状態と深く関係しているものだ。
普段の生活からしばらく離れる度につくづく思う。
英語でオシッコでない方を何と呼ぶか
イギリスではトイレに行く時、オシッコだけの時は「No.1」、そうで無い方を「No.2」と呼んだりする。
この「No.2」はできれば外出している時にしたくない。
シアワセな「No.2」はやはり自宅で、というのが人情ではなかろうか。
以前は「あ、キタ」ともよおしてからトイレに座っていた。
来る時は来るが来ない時は来ない。
そして無いままに出かけると終日機会を失ってしまう。
一旦外に出たらゆっくり座っている暇なんてないし、快適に座れるトイレに出会うチャンスはほぼゼロに近い。
もよおさないからトイレに行かない。
そうでは無いのだ、先ず座る。それも時間を決めて座る習慣を付けるのが一番良いのだと最近になっていきなり気がついた。今更、このトシになって。
何回にもわたってイライラした朝を経た後の突然の気づきだった。
ある朝いつものように
「早く済ませて行かねば、でもまだ来ないなあ。ああもう時間が無いよ〜」
と限りなく切迫した気持ちになっている時に、
「あ、今までと逆に考えればいいんじゃね?」
と突然気がついた。
でもこれが究極の気づきだと思った。
チャンスは自分で作れ!
普段の朝は家族全員が出かける準備で忙しない。
バスルームの取り合いと言ってもいい。
そこで何時が一番ジャマをされない隙間時間の見当をつけ、必ずそこでトイレに滑り込み座ることにした。
行きたくても行きたくなくてもその時間になったら取り敢えず座る。
そしてゆっくりゆっくり息をする。長く息を吐き、同時に力を抜いてリラックスするように。
出れば出る。10分で出なければ今回はそれまでと決めて、手を太腿に置きしばし深呼吸。
それを毎日繰り返すようにした。
まあそれから楽になったことよ。
100%ではないけれど、かなり勝率が高くなった。
デリケートな話題?
でもこれもヨソに出かけるとあっという間に崩れちゃうの。
先ずなんと言っても休みになると起きる時間が変わる。
違う時間、違う環境、違う座り心地。
いかに自分をリラックスさせるかに掛かっているとは分かるんだけど。
マコトにデリケートな便意と心の関係。
ちなみにオットは私の母の家では問題ないそうです。
「暖かい便座」がいいのかも知れないなあ。
日本のトイレは最高だよね〜。
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