元旦に見る夢が初夢か、2日の夜に見る夢が本当の初夢か
子供の頃は2日の夜に見る夢を初夢と呼ぶのだと教えられました。
初夢で見たことが現実になるとか、その年の運気を象徴しているようなことを言われ、良い夢が見れますようにと思ったものです。
でも大概これと言ったこともない夢を見て朝ガッカリする。
特別素敵なことが起きたわけでもない。
あれ、今年もわけ分かんなかったな?
1年に1度のチャンスを逃したような、損でもしたみたいな気分になったっけなあ。
でも富士山や鷹、オマケに茄子なんかが出てきたら一体なんのこっちゃと思ったには違いない。
元旦だろうが二日だろうが、覚えている夢が初夢
今では元旦だろうが、2日だろうが、その年初めて見た夢を初夢と呼ぶことにしている。
昨晩、元旦の夜に見たのは、夢とも現実ともつかない何だかとても忙しない夢だった。
オマケに起きたら内容は全く覚えておらず、ただ焦るような気分だけをナマナマしく覚えている。
縁起を担ぐ方ではないけれど、「アレが初夢?なーんだ」と思わぬでもない。
覚えている夢は起きる直前に見ていた夢?
でも多分覚えてる部分は朝方の起きる直前に見ていた夢。
目覚ましが鳴る前にアタマはもう半分ぐらいは覚醒していて、今日からまた始まるあれこれのための心の準備をしていたのだ。
そう思えることは、まだ大丈夫なんだ。そう思うことにした。
大体夢でだけいいコトが起きるより、現実を良い方に持っていくよう自分で動く方がずっといいではないか。
その先に見えるものを夢とでも呼べばいいのだ。
本当の初夢は二日の夜に見た夢?
ところでネット知識によれば、初夢は2日の夜に見る夢をそう呼ぶのが江戸後期からの習わしなんだそうですよ。
元旦はお休みだけど、2日からは普通の生活。
その日常に戻った最初の日に見るのが初夢、とそういうことらしい。
まあ、どっちでもいいのだけれど。
江戸の庶民も現代のショミンも、良い夢見たいことに変わりはないよね〜。
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