タンポポはどれだけ背が高くなるの!?
タンポポってどれだけ背が伸びるんでしょうね?
それを考えさせられ光景がこれ!
「すごい背の高いタンポポが咲いてる!」
先日ハムステッドヒースを歩いていて出会った光景です。
背丈80cmのタンポポ!?
「これタンポポだよねー」
まじまじと花を見てみた。
どうみてもタンポポだと思う。
「こんな背の高いダンディライオン(タンポポ)見たことないよ!」
一緒に歩いていた夫も驚いていた。
普通タンポポって7、8cmぐらい?
地面に近いところで黄色い明るい花を咲かせているイメージ。
そういえばムスメの小学校の教科書にタンポポの話が載っていたっけ。
最初短かったタンポポも、より遠くに種を飛ばそうとして段々背を高く伸ばしていく。
そんなことが書いてあったような。
それにしてもなあ、
こんなに伸びるんだろうか?
タンポポのようでタンポポじゃない!?
ちょっと気になったので家に帰ってググってみました。
ヨーロッパには日本にないような背の高くなるタンポポがあるんだろうか?
するとそれらしい記事がいくつか、多くはガーデニング用のものが見つかった。
記事によると、普通タンポポの丈は7.5cm〜30cm。
伸びても30cmかあ。
確かにタンポポの季節が終わる頃に結構背の高いものを見かけることある。
じゃあもっと高くなることはるんだろうか?
な、な、なんと「ニセタンポポ(False dandelion)」と呼ばれる種があるらしい。
(知らなかったの私だけだろうか?)
正式名は「Hypochoeris radicata」。
タンポポと見間違われることが多いが、背丈は60cmほどに伸びる。
葉の形は不揃いなものが根本に集まっている、とあります。
ガーデナーには「夏の雑草」としてあまり歓迎されてない様子。
そういえばタンポポの季節は普通春なのに、これを見たのは6月になってから。
「通称ニセタンポポ」で「夏の雑草」かあ。
ちゃんとした名前もなくて、邪魔者扱いされて、ちょっと可哀想。
ダンディライオンの意味は?
ところで!
タンポポについて読んでいたら、タンポポの英名「(ダンディライオンdandelion)」の意味が載っていました。
フランス語の“ dents de lions”から来ているそうで、「ライオンの歯」なんだそうです。
なーんだ、ダンディーなライオンじゃなかったのね〜。
(本気でそう思っていた、ちょっとがっかり)