千歳から最初は富良野へ
新千歳空港近くの日産レンタカーから最初に向かったのは富良野。
富良野といえばラベンダー畑。
初めて使うカーナビが頼り
先ずは道央国道337号線を通り、千歳東で道東自動車道に入って占冠(しむかっぷ)へ向かいます。
この辺はカーナビが上手く導いてくれました。
料金所でもレンタルしたETCカードのおかげで専用ゲートを通るだけ、楽チンです。
夏休みとは思えないほど道が空いている!
占冠までは約75km。1時間ちょいの道のり。
夏休みなので混んでいるかなあと思っていましたが、とってもスムーズ。
朝スタートした時はまだ雨が上がったばかりの曇天だったのが、次第に明るくなってきました。
30分も走ると既に空は青く、辺りの景色がピカピカ光って見えます。
なんて幸先の良い、羽田を飛び立った時のあの確信は本物だったに違いない!
一路占冠へ。
占冠道の駅で休憩
占冠道の駅でトイレ休憩。
ドライバーを休ませた方がいいかと思い、
「ここでお昼休憩を取ろうか?」
と提言してみました。
が、オット曰く、


それならば、と今度は237号線富良野国道に乗り、富良野へ向かいました。
高速ではありませんが、残すところあと50kmほどです。
1時間ほどの道のり。


「北海道はいつも道が空いてて運転しやすよ!」と聞いていました。
でも流石に夏休み、特に人気のある富良野へ行く道は混んでいるだろうと予想していたのです。
皆んな飛ばす、飛ばす!
しかし拍子抜けするほど車の数が少ない。
週末ではなく月曜日というのもあったかな。
でも初めて日本で運転する夫には、空いているのはとてもありがたいこと。
オマケに皆んな飛ばす飛ばす!
制限速度よりやや速めに走っていた私たちの横を、皆ビュンビュン凄い勢いで追い抜かして行きます。
そしてあっという間に見えなくなる。
「日本てスピードカメラないの?」とオット。


実際6日間の旅行で一回も見かけませんでした。
どうなんです?そこんトコロ。
イギリスには田舎の何にもないようなところにいきなりカメラがあったりする。
(それで痛い目もみたことがある……😅)
富良野へ到着!
占冠から1時間弱で富良野へ到着!
宿泊所の看板などが見え始め、それらしい雰囲気になってきました。
カーナビでは最初に「富田ファーム」で設定してありました。
ラベンダーで一番有名なところです。
が、あれ?
おしゃべりをしている間に曲がり損ねたようでどうやら通り過ぎた模様。
慌ててUターンをし、先ずはどこか取り敢えず入って休もうということになりました。
夫は明らかに疲れている、休ませねば。大事なドライバーだ。
あっ、ラベンダーファームと書かれた大きな看板が立っている。
「そこ左折左折!」
彩香の里ラベンダー園でリラックス
そうして成り行きで入って行ったのが「彩香の里ラベンダー園」です。
ここは素晴らしかった!
丘の上にあり、青い山を見渡す広々とした眺めが絶景です。
「気持ちイイ〜!!」
またここにあるカフェが良かった。
表に絶景を見渡せるデッキがあったのですが、暑くて冷房の効いたカフェに即私達は逃げ込みました。
富良野の気温32度!
この時富良野は32度。北海道とは思えぬ暑さです。
カフェ内のカウンターとテーブル席が4つほど。詰め込み過ぎないところが居心地良いです。
まだ新しいようでとてもキレイ。
千歳から運転しっぱなしだった夫、ご苦労様!
ここでラーメンサラダを注文。
さっぱりして美味しかった〜。
昼時というのに他にお客は1組だけ。
食べている間にとうとう私達だけになりました。申し訳ないようです。
ラベンダー畑越しの眺めが素晴らしい
食べてゆっくり休んでからさて、ラベンダー園の散策です。
斜面の畑に植えられているのは紫、白のラベンダーの他にもキンセンカやサルビアなど。
景色も素晴らしいし香りもいい。
しばらく歩いてから木陰のベンチで休み、あらためて遠くの景色を眺める。
「ああ、富良野に来たんだなあ」とシミジミ思いました。
朝、出発前に冷や汗をかいたアレコレが嘘のようだ。
日本のラッシュアワー初体験、羽田まで持ち堪えられるかムスメよ
ラベンダー風味のソフトクリーム
もう一度カフェに入り、ラベンダーのソフトクリームを食べましたよ。
ラベンダーと濃厚牛乳アイスのミックス、風味も丁度良くとても美味しかった。
「北海道で毎日アイス食べる!」と超ゴキゲンのムスメ。
よしよし、まあいいだろう。(私も食べたいし。)
この「彩香の里ラベンダー園」はゆっくりできて本当におススメ。
私達が訪れた時が丁度混んでいなかったのかどうか、でも月曜日といえ夏休み真っ只中だしなあ。
他の観光客もまばらで殆ど独占状態。
時間帯もあっただろうけど、団体客に合わなかった唯一のラベンダー園でした。
さあ次は宿泊ホテル、ふらのラテールへ向かいます。