フィッシュケーキはコロッケより手軽でローカロリー!失敗知らずのイギリス家庭料理

フィッシュケーキ

イギリスの定番料理フィッシュケーキ
(Fishcake)

定番家庭料理の一つですがケーキと言っても甘くない。
魚入りのオーブン焼きコロッケをこう呼びます。

油で揚げたコロッケに比べてカロリーも低くて手間いらず
そして何より失敗がないんです!

魚は好きなもので、具は多めに

魚はサーモンでもタラでもお好きなものを。
それぞれに違う味わいになり、好きなハーブやスパイスを加えてアレンジも思いのまま。

ジャガイモだねの形を整えたら後はパン粉をまぶしてオーブンで焼くだけの簡単調理。

揚げないので破裂の心配もないし、幾つでもいっぺんに出来てしまうのでとてもお手軽です

日本のコロッケと同様ジャガイモが基本。でもジャガイモに混ぜる具は多めの方が美味しい。
ジャガイモは具のツナギ、セメントの役目です。

フィッシュケーキ 6個分 材料

鮭 大きめのを2切れ
牛乳大さじ2ほど
ジャガイモ3〜4個
スプリングオニオンの小口切り2本分
(長ネギやワケギ、炒めた玉ねぎでもOK)
レンチンしたささがき人参
バターひとかけ
パン粉(オリーブ油をまぶしておく)

作り方

生パン粉を使う場合は180度のオーブンで6、7分ほど焼き、そのまま庫内で冷ます。
冷めたパン粉にオリーブオイルを適当に回しかけて混ぜ、なじませておく。

鮭に塩、乾燥タイム少々、牛乳をかけレンチン。そのままおく。

ジャガイモをレンチン。
熱いうちに2つに割り、皮目からフォークで押しつけ、皮を取り除く。

風味付けのバターをひとかけ混ぜながら、フォークかマッシャーでジャガイモをよく潰す。

鮭を牛乳から出し、ジャガイモの上で粗くほぐして混ぜる。
鮭が細かくバラバラになってしまわないようにザッと。

ネギ、人参も軽く混ぜる。味を見て塩胡椒、コンソメ顆粒などを加える。


タネを6等分にし、パン粉の上におく。

タネにパン粉をまぶしつけ、余分なパン粉は取り除く。

18度のオーブンで15〜20分焼く。(芯まで熱くなればOK)
サラダやチャツネをつけ、ソースをかけてどうぞ!

形は円形が一般的、でも何でも好みで!

スーパーなどに売っている出来合いのものは、型で抜いたようにもう少しエッジが立っています。
いずれも日本のコロッケのように3:4の黄金比率ではなく、正円なのが特徴。そして厚みがある。

フィッシュケーキというくらいで具は魚がメイン。他に合わせるものは何でも。
緑のものが入っていると切った時に綺麗なので、ネギの青い部分やパセリなども入れてもいいです。その他ミックスベジタブルなど、何でもお好きに。

タネに牛乳をつけるとよりパン粉がくっつきやすくなる

パン粉をまぶしてすぐに焼くのなら、丸めたタネに牛乳をつけるとよりパン粉がくっつきやすくなります。

正当コロッケのように小麦粉や卵液のバッター液をまぶしつけてからパン粉で覆ってもOK。
そうすればしっかりした衣のもっとコロッケらしいものになる。
その場合は網に乗せて焼くと底面もカリッと仕上がります。

でもまあ、これは手軽さがいい料理なので、私は大概タネにパン粉をそのまま押し付けてまぶし、オーブンで焼いています。

タネが緩くなって多少崩れても、お皿の上で形を整えれば済むだけのこと。

冷蔵庫にある具材をなんでも使おう!

あ、アジの干物とかでも美味しそうだな〜。

魚の干物やほうれん草のお浸し、筑前煮などが残っていたら和風フィッシュケーキ にしてみてはどうでしょう。

色んなバリエーションをアレンジして楽しんでくださいね〜。

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