ロンドン・イーストエンドで開かれるフラワーマーケット
ロンドンには有名なフラワーマケットが2か所あります。
一つはウェストエンドにあるコベントガーデン。
オードリー・ヘップバーンが花売り娘の役で出演した映画マイフェア・レディの舞台になったことでも有名です。
チャイナタウンにも近く、周りに劇場も多いので観光客も絶えないロンドンの一大観光地です。
そしてもう一つはロンドンのイーストエンドに位置するコロンビア・ロード(Columbia Road)。
雑貨店やアンティークショップなどが並ぶコロンビア・ロード
小さなカフェや雑貨店、アンティークショップなどが並ぶ狭い通りですが、毎日曜には所狭しと花を売るストールがぎっしりと並んでそれは賑やかになります。
日曜日ともなれば花屋さんがひしめく
店を出す花屋さんも色々。
向日葵ばかり、牡丹ばかり、サボテンばかり、ハーブばかりなどほんの数種に特化した店、
寄せ植え用に小さな鉢を多種揃えた店、
庭に植えるサイズの大きなものを揃えた店。
どれも華やかで目移りしてしまいます。
私の背丈ほどもあるジャスミンの鉢や大ぶりのアジサイなどを見て、「庭があったらなあ」などと溜息が出てしまう。
花の値段は安いとは限らないけれどく
値段としては、普通の花屋さんとそう変わらないと言っていいでしょう。
スーパーよりは少し高いくらい。
でもその数、そのセレクション、辺りに立ち込める花と緑の濃〜い香り。
「鉢3つで10ポンド!」「ハーブは4つでワンセット、お買い得!」などと張り上げる呼び声。
何か一つは買わずにいられない高揚感があります。
街頭ミュージシャンのパフォーマンスが楽しめる
道の外れではストリートミュージシャンが歌っていたり。
ピアノまで持ち込んでジャズの演奏をしていたり。
花市だけに雰囲気に花を添える?なんつって。
朝は8時からスタート!早めに行こう
このフラワーマーケット、朝の8時から開かれます。
朝イチは全てが新鮮で、人もまだそう多くはないのでおススメ。
カフェでも座りやすいです。
10時にもなると狭い通りは人で溢れかえり、前に進むのも大変!それはそれで楽しいけれど。
詳しいインフォは下記のホームページで。
コロンビアロードのフラワーマーケット
市が閉まる頃には安売りも?
市は3時ごろまで開かれます。
ここで仕事をしていた人の話によれば閉店間際になると安売りが始まるようで、それを目当てに訪れる人も多いそうです。
確かに花はまだまだ十分に残っているだろうなあ。
コロンビア・ロードへのアクセス
私たちは地下鉄 Central Line の Bethnal Green 駅から歩いて行きました。駅から約10分ほど。Northern LineのOld Street駅からもさほど変わらず歩ける距離です。
地上線のHoxton駅やCambridge Heath駅の方がコロンビア・ロードまでは近いのですが、日曜になると地上線は運行がとてもまばらになり当てになりません。
地下鉄の方が確かです。
ホームページには最寄りバス案内もあるので、そちらも参考になります。
近くには人気カフェも
マーケットの近くには幾つかカフェもあり、一休みをすることもできます。
人混みを歩いた後は喉が乾く〜。
今回は人気のケーキショップ&カフェ Lily Vanilli Bakery で、プラム入りのフランジパンタルトをシェア。
甘〜いマジパンがコーヒーと合います。
Lily Vanilli Bakery
6 The Courtyard, Ezra St.
London E2 7RH
賑やかさを求めるなら日曜日が楽しい
花市の立たない週中も周りのお店は開いていますが、せっかく訪れるならやはり日曜日が楽しい所です。
イーストエンドをちょっと覗いてみたくなったら、是非足を運んでくださいね〜。
ツイッターでその時の情報をキャッチできますよ。