出来合いのフィロペストリーで簡単チキンパイを作りましょう!
フィロペストリーを使ったことがありますか?
ギリシャ料理やペルシャ料理でお馴染み、薄く伸ばしたパイ生地です。
油は入っておらず、これにバターやオリーブオイルなどを塗って層にして焼く。
パリパリと焼けた薄い皮がそれは美味しい!
フィロペストリーを好きな具材の上に乗せただけで華やかな雰囲気になります。
フィロと春巻の皮とは違う?
フィロペストリーと春巻のかわは厚みが全然違います。
フィロの方がずっと薄く、ちょっと引っ張っただけでも破けてしまう。
自分で作るには敷居が高過ぎるので、私はスーパーで売っている出来合いのものを使います。
(ギリシャの家庭では長い綿棒を使って最も簡単に作るのだとか!どうやってあんなに薄く伸ばせるのだろう〜)
最初にチキンシチューの用意!
パイの中身は何でもお好きなものを!
今回はチキンを入れたホワイトシチュー。
チキン、玉ねぎ、カリフラワー、にんじん、冷凍コーンとグリーンピース。
豆乳と牛乳が半々。
米粉を溶かし入れてとろみをつけました。
グラタンぐらいにぽってりと、少し固めに。
それらを全部グラタン皿にだだーっと流し入れます。
(下にはペストリーは敷いておかない)
ここで、フィロペストリー準備!
フィロは何の油を塗って使うの?
フィロペストリーには溶かしたバターをハケで塗って使うのが一般的。
お菓子ならバターのみが美味しいかな。
今回は惣菜だし、レンチンで溶かしたバターとオリーブ油を半々にしました。
最近バターの値段も爆上がりだし、もちろんこの辺はお好みで。
一枚ずつ全体に薄く油を塗っていきます。
手早くが鉄則!
フィロペストリーは薄いので袋から出すと、あっという間に乾燥してってしまいます。
手早くどんどん油を塗っていきましょう!
使わないものに固く絞った濡れ布巾を被せておくのもいいです。
一枚油を塗っては、クシャクシャと(運動会の薔薇作りの要領で)蛇腹に折っていきます。
それをクルリと緩く丸めてバラっぽく形付けます。
決まりはないので、ただクシャクシャっとしたものを載せていってもOK!
好きな感じにどんどん乗せていきましょう。
そしてオーブンへ!
180度で20分ぐらい。
フィロは焦げやすいので、様子を見ながら。
焦げるようなら上にアルミホイルを被せてくださいね。
パリパリっとした皮が美味しい!
焼けたてはすごーく熱いので、火傷注意!
ザクザク切り分けて、さあ食べよう!
フィロペストリーが余ったら?
フィロペストリーは乾燥しやすいので、パッケージを開けたら一度に使い切ってしまうのがおすすめ。
今回は余ることを想定して、ほうれん草の具を包み一緒に焼きました。
これは翌日のディナーに。
具は、茹でたほうれん草、フェタチーズ、レンチン玉ねぎに溶き卵1個を混ぜたもの。
(卵の量は全体を混ぜた時に流れ出ないくらいに)
甘く煮たりんごをフィロで包めばアップルパイになるし、カレー味のポテトサラダなんかも美味しい。
何でもありで、どれも美味しい。
ぜひ作ってみてねー。