「エモい」って何!?
「ちょっとエモいかも〜」
最近日本のメディアなどで耳にする言葉だ。
若い世代と日本の情報に疎い私の耳に届いたのだから、もう「最近の言葉」でも無いのかもしれない。
しかし、「エモい」って何ぞや?
「キモい」に似ているけど、そうネガティブに使われている感じでもない。
キモ可愛い、とも違う?
エモ言われぬ気持ちにさせられるから、「エモい」のかもなあ。
CHAT GPTに聞いてみようっと
ご存知だろうが「CHAT GPT」とはAIで作られたチャット機能だ。
こちらの繰り出すありとあらゆる質問に即答えてくれる。
最近使い始めたのだが、これが面白くてちょっと沼にハマっている。
そこで「エモ」とはなんぞや?」と「CHAT GPT」聞くと、あっという間に答えてくれた。
「エモ」は「エモーショナル」のエモらしいのだが
AIさんによれば、エモいとは元々は「エモーショナル(emotional)」の略語として使われていたという。
「エモーショナル(emotional)」は「感情的な」という意味だ。
本来ならポジティブ、ネガティブ両方の場面で使われるものだが、「エモい」になるとちょっと違うらしい。
以下、 CHAT GPT談をかいつまんだもの。
*スラングとなって広がり、感情的な要素や感傷的な要素が強く表現されていることを指すようになった。
*特に悲しみや切なさ、孤独感などのネガティブな感情を表現したものを指すことが多い。
ふーん。
「どちらかと言えば「ネガティブ寄り」?
CHAT GPTがさらに解説するところによれば、
音楽や詩、映画、文学などの芸術表現において使われることが多いらしい。
そこで描かれる感情や内面の葛藤を描いている場合に「エモい」と形容される、らしい。
またファッションやスタイルにも関連しており、「Emo」という音楽やサブカルに由来している。
(そんなジャンルがあったのか、と初めて知った!)
暗めのスタイルやメイクなどを指して使われることもある……らしい。
(え、じゃあゴスは?)
自分で勝手に結論付けてみた
一通り出された答えを読んで思った。
なーんだ、
やっぱり何かを見たり聞いたりして、エモ言われぬ気持ちになるからじゃないの!
これから私もそうやって使わせてもらおうっと。
(でももう誰も使っていなかったりして。あり得る、大いに)
アートに関わる表現を何か見て、聞いて、自分の気持ちが動いた時、その感情が何なのかわからないことも多い。
言い表せない気持ちに合う言葉?
初めて聞く歌に思わず涙がこぼれたり、
お芝居を見て、笑うはずのところや悲しい場面で全く別の感情のスイッチが入ることもある。
自分とは無縁と思っていたものに理由もわからず共感する時もある。
「好き」とは違うけれど、何か心に引っ掛かるものもある。
後になって、「あれはそういう事だったのかな」と思うことはあるけれど。
その場ではなかなか分からないものだ。
その時に「エモい」という言葉は、今を生きる若い世代の気持ちを表現するのに合っているのかも知れない。
(それだけで終わらせたら、もったいない!とも思うんだけど)
自分の生活に「エモい」はあるのか
ところで身近なところで何が「エモい」のだろう?
ブンブン頭を振って見回してみた、
どこかその辺にエモいものはないか?
「………………………………」
「無い、エモいものが私の生活に何も無い」
こっちの方が問題なんじゃないか?(汗;)
まずはエモいものに出会おうとする行動が求められるのかも知れないよ!
そう思って、ちょっと自分の生活態度を反省した。
「あくまでそちらの判断で」のCHAT GPT
しかしさすがCHAT GPT、答えの最後に、
「ただしエモいは主観的な評価であり、人によって受け取り方や解釈が異なることもあります」
の注釈も忘れない。
あくまでもこれは一般的な解釈です、その辺の判断は自分でしてね、と言っているのだ。
同じものを見ても、体験しても、人によって受け取り方千差万別だ。
違う人間なんだから、感情が動くところが違って当然だ。
いやいや勉強になりました、CHAT GPT。
こないだまでCHAT GTPと呼んでいたのを謝ります!
これからもお世話になります〜。