解約しようと思っていたサブスクが既に支払い済みに?すぐ行動すれば返金のチャンスあり!

解約しようと思っていたサブスクが支払い済みになっていたら?

先日、夫の使っているクレジットカード明細をチェックしていた時のこと。
「アレッ、まだこんなものが!?」

3年ぐらい前から使っていないサービスのサブスクが更新されているではないか…

思わずカッとなった。
何が腹が立ったかって、昨年起こったことをまた繰り返しているからじゃないの〜

犯人探しをしてもしょうがないけれど

夫に明細書を見せ、
「去年コレ、すぐ解約するって言ったよねー」

彼はじっと明細書を眺めてから、
「ゴメン、すっかり忘れてた…」

サブスクを始めるエネルギーを、使わなくなったらキャンセルする方にも使って欲しいと思う。

でも気持ちもわかる、メンドクサイのだ。

「面倒臭いからそのうちやろう、まだ次の支払いまで間があるし」
そう思っているうちに忘れてしまう。

ここがサブスクの怖いところだ。

サブスクの罠!?

私たちの多くは「役立ちそう!」「便利そう!」と気軽にサブスクを始める。

アマプラ、ネフリ、オンラインサロン、オンラインスクール、ゲーム…とサブスク商品は限りなくある。

特にコロナ以来、おウチ時間を充実させたいではないか。
新しいことを勉強して自己発展にも繋げたい。

それにその多くが無理なく払えるぐらいの金額だ。
(ここが危ないんだけど_)

永久に続けたいものってあるの?

最初は楽しいサブスク。

だが娯楽目的だろうが、教育目的だろうが、殆どのものが永久には必要のないものだ。
最初の興奮はそういつまでもは続かない。

でもその多くのサブスクは必要がなくなっても解約されない。

銀行やクレジットカードからの自動引き落としなので当人が忘れている場合も多い。

勉強の場合、ここで辞めてしまったら不安だし、かえって勿体無いような気もする、という心理もある。

またサブスクによってはどうキャンセルするのか、分かりにくいものもある(ワザと?)

いずれにせよ、契約するときは出来るだけ簡単に、
解約解除するときは出来るだけ面倒臭くさせたい。

商売をする方にとってはその方がいいには違いない。

できれば一生忘れていてほしい、そんなところだろうか。
(そんなに悪意のあるものばかりではないけど)

しまった、もう更新されちゃった!と気がついたら?

あっ、また解約し忘れた!

キャンセルしようしようと思っているうちにまたサブスクが更新されてしまった!

そんな経験がある人も多いかと思う。
月単位ならまだしも、これが1年単位の契約だと金額も大きくなる

ぐやじ〜

そう思う前に、そこからでも先ずキャンセルを試みよう!

我が家の場合、先月のカードで支払い済の年間会費がそれで全額戻ってきたのだ。

クーリングオフピリオドの内なら!

多くの場合、サブスク契約にはクーリングオフピリオドというものが設けられている。

契約書にサインしても、30日以内とか60日以内とか、契約条件によって定められた期間内であれば無償で契約を解消できるというものだ。

この場合、お金を払った後でもそれは全額返金される(はずだ)。

全ての契約に当てはまるかは定かではないが、怪しげな商売でなければクーリングオフ期間の長さは違えど適用されるのではないかと思う。

前月に契約更新された今回の場合

前月に契約更新されていた我が家の今回の場合、

サブスク契約しているその会社に直接電話をした。
(良心的なことに電話相談口があった)

そして今年の分は先月カードで支払っちゃったけど、来年からは更新しません、とその旨を告げた。

すると相談員が、
あ、クーリングオフピリオドの60日以内なので、今年必要がないなら今からでもキャンセルできますよ。その場合、全額返金します。」

えっ、そうなのか?
うわー、ありがたい!

新規更新でなくてもクーリングオフが適用される

私はクーリングオフピリオドというのは「新規契約」の時しか通用されないのだと勝手に思い込んでいた。

何年も更新し続けているものにも適用されるとは知らなかったのだ。

まあ、電話したのは夫だったけれど。
それは鼻高々、というふうに嬉しそうだった。

「去年同じことがあった時、その場で電話していれば去年の分も戻ってきたのに!」
と思わぬでもなかったが。

とにかく全く当てにしていなかったお金が戻ってきたのはありがたい。

60年ぶりというくらいのインフレに見舞われているイギリス。
無駄にできるお金なんて1ペンスもないのだ。

子供が成人するぐらいまで?

ところで夫が話したカスタマーサービスの青年が、

「2010年から弊社と契約されていたんですね〜」とデータを見て驚き、

その頃ボクはまだ9歳でしたよ。そうなんだあ」と感慨深く言ったそうな。

ほんと、子供が青年になる年月なんてあっという間。
使わないサブスクも気がついたらそんなに支払い続けていた〜、なんてことにならないように!

とにかく気がついたら行動あるのみ

そして何より、
キャンセルしたい時にすぐ行動しよう!
じゃないとまた忘れちゃうからね。

また契約する前に「このサブスクは本当に必要かな?」と考え、

さらに
「キャンセルする方法が明記されているかどうか」

「クーリングオフ期間のあるなし」

これらをチェックするのが不可欠だと思う。

我が家の場合はイギリスでの話だけど、日本でも消費者の権利は守られているはず。

とにかく何かあっても諦めず、行動するのが一番だと思う。

忘れている内に今年もサブスク代払っちゃったーと思っても、急げばまだお金が返ってくる希望がありますよ!