いよいよハリー王子の結婚式!新緑の中ウィンザー城はファイナルカウントダウンの真っ只中




この一週間というもの、BBC朝のニュース番組をつけるとおきまりのようにハリー王子の結婚式の話題で1日が始まります。
イスラエルのヨルダン首都問題も、北朝鮮の核廃棄計画も、ブレクジットも、キラウエア火山のその後の様子も、み〜んな二の次。

夫などは「もう、何でもいいからサッサと終わらせて欲しい。もうウンザリだー。大体あんな派手な式典だって国民の税金でやるんじゃないか!」とイライラしています。
確かにニュースがほぼこれ一色、いくら大イベントとは言えちょっと度を越している気もする。

実際こんなに盛り上がったのはハリー王子が人気者であるということもあるでしょうね。

若い頃から奔放で、傍目には勝手気ままにやりたい放題。
パーティーでナチの腕章をつけていた!とか真っ裸で踊りまくっていた!とか、事あるごとにタブロイド紙にスクープされていたものです。

大人しげなお兄さんのウィリアム王子と比べて随分好き勝手に行きている、やっぱり次男はお気楽だよなあ、なんて思われていた。

それが長じるに連れアフガニスタンでヘリコプターパイロットを務めたり、チャリティー活動に熱心に参加したり、自分が突然母親を失くした時のショックがトラウマになって、後々自分の精神状態に大きなダメージを与えたことを公のインタビューで明らかにしたり、徐々にそのイメージを塗り替えてきました。

まるでやんちゃ坊主が急に好青年になったよう、気がつけば王室イチの人気者です。

そこに来て突然この結婚の話題です。しかもお相手は離婚歴のある年上のアメリカ女優、ピュアなアングロサクソンでもない。
メディアの大好きな素材が全て詰まっている。

ロイヤルファミリーだって明るい話題があればあるほど王室のイメージが上がっていいわけですし、観光産業だってどれだけその恩恵を受けているか。
王室のあるイギリスとそうでないイギリス、外から見たイメージがどれほど違うものなのか、多分イギリス人は分かっていない。

ちなみに今朝の主な話題は「誰が結婚式に招待されているか!」でした。

600人いるというゲストのリストの全ては公開されていません。

テニスのセビーナ・ウィリアムスやエルトン・ジョン等などが有力候補らしいとか、オバマ夫妻は招待されていないらしいとか、多くのセレブが下馬評に乗り、賭けの対象にもなっていました。この辺がまたイギリスらしいですね。

結婚式当日は晴れるようです。この日に結婚するのは当然ハリー王子だけではない、5月のいい季節の週末、他にもたくさんのカップルが式を挙げることでしょう。

誰であろうとこれから結婚しようとする若いカップルの未来を祝福したいものですよね〜。

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