ところで炎鵬、快進撃を見せていますね!
異例のスピード出世で幕内入りしてからあっという間に注目度ナンバーワンになりました。
この名古屋場所10日目にして7勝3敗。
あと一つで勝ち越しじゃないですか!
この炎鵬さん、お相撲さんとしては169cmと小柄です。
他の力士と比べてまるで大人と子供のよう。
過去には小さい選手で舞の海関がいましたね。
彼も小柄ながら健闘し、いい選手だったけど、炎鵬は全く違ったキャラクターです。
先ず若さがみなぎってる。
誰と対戦していても会場からは「炎鵬!」「炎鵬!」のかけ声。
対する力士はまるで悪役キャラじゃないですか。これがちょっと気の毒。
小さく強いキャラが好きなのが日本人の常ですからね。
大多数が小さい民族の私たちは、柔能く剛を制す、というのが大好き。
牛若丸対弁慶、イチロー対メジャーリーグ選手、三四郎対山のような柔道選手、細身のウルトラマン対巨大怪獣、力道山対アメリカレスラー………
確かに炎鵬は若い上に、お目目もクリンとして可愛い顔立ちです。
小さな体を生かして低く低く攻めていき、小回りが利くスピード感あふれる相撲を取っている。
小さな彼が大きな力士を倒すのは確かに胸がすくし、見ていて楽しいんだけどね。
でもそうなると、やっぱり対する力士達にもうんと頑張って欲しいんですよ。
会場が炎鵬ばかりに声援を送っていると、つい、対戦相手にもゲキを飛ばしたくなる。
持ち上げてぶん投げてやれ〜、とまでは言いませんけど。
プロの土俵はそんなに甘いもんじゃないぜえ、というのを見せて欲しい。
相撲は最近元気がなくて寂しいので、個性的なキャラクター大歓迎です。
あとは早く宇良が帰って来てくれないかな〜。
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