なぜ金縛りは起きるの?またチコちゃんに教えられた!
なぜ金縛りが起きるのか?
どうして怖いものが見えたり嫌な体験をするのか?
イヤ〜な体験ですよね。
誰でも人生の内で何回は経験したことがあるんじゃないか?
夜中にフと目が覚めて、意識ははっきりしているのに体を動かそうと思っても全く動かない。
そして目の前には、梅図かずおの描くキャラ風の得体の知れないものが……
ぎゃああっと助けを呼びたいのに声が出せないいいいい……
また「チコちゃん。に教えらたました。
自分に納得させるために、覚えているうちに書いておこうと思う。
金縛りはただの夢?
「チコちゃんに叱られる!」で解説してくれた江戸川大学の先生の論説によれば、金縛りは「ただの夢」。
えっ!?
うそうそ。だってあんなにリアルに感じたのに、そんなこと絶対ない!
そう思うでしょう。
でも先生は、「それは眠りのパターンが起こす睡眠障害の現れ」だと言う。
ほんとかい!?
眠りのメカニズムを知る
最初に睡眠のメカニズムについて。
人の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すことによって成り立っている。
レム ( REM_ Rapid Eye Movemen ) 睡眠とは、急速に眼球が動いている状態の眠り。
眠っていても脳は起きているのに近い、朝居眠り。
ノンレム (Non REM ) 睡眠とは、ぐっすりと熟睡した状態の眠り。
ノンレム睡眠を経てレム睡眠に入るまでおよそ90分かかり、このサイクルを就寝中繰り返している。
うんうん、ここまでは誰でも知っている話。
でも話には、この先がある。
夢なのにナゼそんなにリアルに感じるの?
普通、人は眠りに落ちると先ずノンレム睡眠に入る。
ぐっすりモードになる訳です。
でもたまに、寝てすぐにレム睡眠に入ってしまうことがある。
この時脳は覚醒している。
ほとんど起きている状態です。
一方、体は眠った状態に入っている。
一応睡眠に入ってはいるので、脳は体にじっとしているように指令を送っている。
恐怖体験をするのはナゼ?
眠っていながら覚醒している脳は、不安や恐怖のイメージと結びつきやすい、と言う研究結果が出ているとか。
ここで怖い怖い怖い!と思いながら、
目の前で怖いイメージを見ていながら、
体が押さえつけられてると思っていながら、
体が動かない!
助けを呼ぼうと思うのに声も出ない!
脳と体のせめぎ合い?
こうして覚醒した脳と眠っている体との激しいせめぎ合いが起こる。
恐怖を感じていると心拍数が速くなり息が浅くなる。
すると、息苦しさを感じたり、胸を押さえてつけられているような錯覚が起きる。
そしていっそう怖〜い、なおかつリアルな妄想体験をすることになるのだとか。
「ほんとかい!?」って思いました?
私も思いました。
でもこれが先生の「確信を持った研究に基づく答え」でした。
どんな時にかな縛りが起きやすい?
ではどんな時に人は金縛りに遭うのか?
これは、寝てすぐレム睡眠に入ってしまうのが大きな原因だとの話だった。
ではどうして、通常のノンレム睡眠ではなくレム睡眠に入ってしまうのか?
それは、日中の長い昼寝。
もしくは就寝前にテレビなどを見ながら寝落ちしてしまうこと。
これらが大きな原因となりうるらしい。
その晩、眠りについた時にレム睡眠、つまり朝い眠りに陥りやすくなる、と言うことです。
あー、言われてみれば、とフト思い当たった。
「金縛り」ではないけれど。
「なんかイヤな夢」を見るときは、そういうこともあったかも知れない。
朝、つい2度寝した時なんか特にそうだな。
ふーん、なるほどねえ。
今度、記録しておこう。
歳を取ると金縛りに遭わなくなる?
歳を取ると金縛りに遭いにくくなるとか。
それは、
「歳ととると寝つきが悪くなから」
え、だから実際に寝入った時にはノンレム睡眠に入っている?
うーん、これは分かったような分からないような。
睡眠パターンを改善するのが一番!
睡眠は健康を保つ上で一番大切なものの一つ。
・長すぎる昼寝はしない。
・寝落ちするほどネフリを見ない。
・日中の適度な運動。
・寝酒をしない。
・寝る前熱い風呂に入らない。
まあできることは他にも色々あるだろうけど。
寝る前のコンディションを整えるのが大切なんだと、またチコちゃんに教えられた〜。