コロナによるロックダウン、または自粛中に買ってしまって大後悔?
コロナ自粛で外に出かけるのが規制されたり、はばかられたり。
私たちの生活パターンは全く違うものになってしまった。
そこで考えるのだ。
お家時間を充実させよう!
新しいことを何か学ぼう!
あるある、私だってその一人。
でも新年の抱負とよく似て、人の意志というのは中々続かないのが多くの場合だ。(汗;)
自粛中ショッピングで後悔している人の数は4000人?
イギリスの保険会社の調査と統計によれば、国内でロックダウン中に買ったものの、今は後悔しているという人の数は4000人ぐらいいるそうだ。
4000人て、それだけ?
そんなバカな。
まあ保険会社の調査であるから、その商品に対するダメージなどのクレーム絡みの数でもあるようだ。
保険申請に関係ないなら、大小または高い安いに拘ららず、その100倍はいるんじゃないか?と思う。
(エエ、自分の話です)
保険会社によれば、「うっかり壊しちゃった」時のための「アクシデント保険」への申請がこの1年あまりで急増しているそうだ。
そしてその中には「買って後悔グッズ」が多く含まれているという。
おうち時間充実のために何買った?
勇んで買ったものの、今では埃をかぶって部屋の隅に追いやられている「後悔グッズ」。
では皆んな、自粛中に何を買ったのだろう?
これはもちろん国民性やライフスタイルにもよる。
日本でとイギリスとではまた違いがあって、比べてみると面白いと思うが。
イギリスの統計で「思わず自粛中に買ってしまったグッズ」として挙げられているのは、
*ゲーム機器(家の中での娯楽が欲しいもんね)、
*DIYグッズ(自分で家のリノベをしてみたい!)、
*ホームジム(歩行器、バイク、踏み台、トランポリン…)、
*自転車(自転車に乗れば公共交通機関も使わず、運動にもなって一石二鳥!)、
*新しい服やアクセサリー(気分を一新させたい、それ付けて出かけるわけじゃないけど)、
*楽器(この機会にギターを弾けるようになりたい!)、
*パン焼き器などの高めキッチンガジェット(自家製パン、真空調理、この機に色々試してみたい!)、
*ガーデン用家具(庭でいい椅子やテーブルを揃えて快適に過ごしたい!庭で朝食とかね!)、
*ピザオーブン(庭でピザ焼いてみたかったんだよね!そのうち、パーティーにも大活躍?)、
*屋外用ジャグジー(外で泡風呂に入ってシャンパン飲んじゃう!気分は億万長者!)、
などなどが統計では挙げられているそう。
そのお金はどこから来たの?
今まで欲しかったけれど、高いし、場所を取るしで躊躇していたものが多くの人にはあるだろう。
今は自粛でホリデイにも行けないし、コンサートや屋外イベントもない。
飲み会だってないし、里帰りさえままならない。
それに使うためにとっておいたお金を別の楽しみのために使ってもいいんじゃない?
おうち時間を充実させれば楽しいに違いないし!
また売る方だって、この機に売り上げを伸ばそうと必死だ。
これを買えばこんな素晴らしいライフスタイルが手に入りますよ、という広告を次から次へと繰り出して私たちに見せてくれる。
最初は大興奮!でもその後は?
えーい、買っちゃえ!
新しいガジェットや楽器、生活のグレードを上げてくれるようなグッズの数々。
最初は嬉しい。
早速新しいジム器でトレーニングしたり、庭でピザ焼いたり、本棚作りに挑戦してみたり。
でも最初の興奮、ハネムーン気分というのは長くは続かないのが常。
あんなに欲しかったお家ジムセットが、今では「オンライントレーニングもサボりっぱなしで、見るだけで罪悪感を感じる」ものになり、
パン焼き器も「一通り試したら飽きちゃった。大体うちのキッチンには大きすぎ」になってしまったり、
ジャグジーに至っては「あんな大きなバスタブにお湯をはるのも大変だし、後始末がめんどくさい!毎日使うものでもないし」
なんてことにもなりかねない。
その時思う、
「あー、なんでこんなもの買っちゃったんだろう!!!」
後悔はは金額とモノの大きさに比例する?
その買い物が大きければ大きいほど邪魔者扱いされ、
買った金額が高ければ高いほどその後悔も大きくなる。
ちなみにアクシデント保険の申請の中には、
「ジャグジーの上のパラソルがバスタブに倒れ込んで、そこに飛んできた鳥に突かれて穴開けられた!」
なんてのもあるとか。
他人事だと笑えるけど、それが自分ごとだとそうもいかない。
その「後悔グッズ」に対してだけじゃなく、それをに安くはないお金を費やした自分、はたまた家族に憎しみの矛先が向かったりね。
それじゃ最初の目的から本末転倒だ。
自分のために買い物するのは悪いこと?
新しいものを何か、自分のために買うのは楽しい。
それがかねてから欲しいと思っていたものなら、その喜びもまた大きい。
そこで味わったワクワク感をお金で買った!と思えばそれはそれじゃないだろーか。
最近はネットで大概のものを転売もできる。
それが元値を大きく割っても、次に買い物する時に慎重になるための授業料と思えば済むこと。
一度買って気が済んだ、という経験もした。
自分で使ってみないと分からないことだって多いのが普通だ。
後悔品は早めに処分しよう!
家族と住んでいる人は、家族の冷ややかな目に長くさらされないためにも、早く後悔品を処分することをお勧めします。
我が家では夫が買った16 kg X 2のダンベルが狭いバスルームを占領していて大迷惑。
たとえ場所を取っていても使うならまだ許される。
でも埃をかぶりっぱなしならただのゴミ同然。
一旦使わなくなったものを「いつか使う」は99%無いと断言できるので、それらは早めに家から出してしまいましょう!
(自分のでないなら買った当人の同意と共にね、これ肝心)
惜しいと思っても、いったん手放してしまえば来月には覚えてもいませんよ。
家も広くなるし。



