イギリス原産種のブルーベル。昨今勢力を広げる外来種との見分け方は?

イギリスの野生花代表といえばイギリス原産種のブルーベル

ブルーベルは、先日紹介したプリムローズと並んで、最も愛されているの花の一つです。
イギリス国民の永遠のアイドル的存在。

プリムローズは3月から4月に咲く早春の花。
イギリス早春の花プリムローズ

対してブルーベルは初夏の花。
大体4月後半から5月半ば頃までがシーズンです。

ブルーベルが咲くと、ああイギリスにも夏が来るんだなあ、と毎年思います。

何といってもこの深い青紫色が涼しげ。いかにも初夏の花ですよね。

世界の半分のブルーベルがイギリスに存在する!?

ヨーロッパでも咲くところもあるそうですが、世界(主にヨーロッパ)にあるブルーベルの半分がイギリスに存在するのだとか。

スコットランド、アイルランド、ウェールズ、イングランドにかけて広く分布しています。

木漏れ日が当たるぐらいが丁度いいらしく、森や林の中に咲くことが多い。
広範囲に咲き渡っていると青いカーペットのよう。

ハムステッドヒースもブルーベル名所の一つ

この時期森林浴を兼ねてブルーベルの咲く森に出かける人はとても多いのです。
「ブルーベルを楽しむベストスポット7選!」なんて記事をよく見かけます。

ハムステッドヒースも素晴らしいですよ!

名所と呼ばれるほど広範囲ではないけれど、私に取っては十分に「ベストスポット」です。
目の保養ってこういうことを言うのかな〜、といつも思います。

イギリスネイティブのブルーベルと外来種はどうやって見分ける?

ところでこのブルーベル、最近ではイギリスに昔から自生しているネイティブのものがスペイン産のものに押され気味!…だと言うことです。

スペイン産のものはイギリスのネイティブのものより葉も広く、花も大振りで強い。

一方ネイティブは小ぶりで細い筒状、茎の片側にしか花をつけません。

花の色はネイティブが深い青紫なのに対して、外来種は一般に薄い紫またはピンクや白もあり、茎の周りにぐるりと花を咲かせる。
そういえば見かけるよなあ……と思い当たりました。

ガーデンセンターなどで売られているものはスペイン産。
そうか、そういうことだったのか。

昨今は外来種に押されっぱなし?

日本もそうですが、島国ならではのユニークな生き物や植物ってありますね。

それがグローバル化によってモノが行き来するようになることで、存在が危ぶまれるってこともよくある話です。

大体外から入って来たものが強いからなあ。
日本だったらタンポポとかね。もう押されっぱなし。

そういえば山椒魚なんかも日本産が大型の外来種に圧倒されているって、所ジョージの番組でやっていたっけ。

あ、ブルーベルの話だった。

イギリス原産種を守るためにできること

このネイティブ種を絶滅させない為には、周りの自然を守るのが一番大事。

森などに自生している場所は殆ど国に登録済みの上保護されているそう。
野生種を掘り起こしたりすれば罰せられます。

お持ち帰り厳禁!てことですね。

他にも、
余計な物を持ち込まない、
写真を撮る為に辺りをガンガン踏み荒さない、
周りの木を傷つけない、
と色々大事。

ちなみに食べたら毒ですって!

あ、ついでに、食べると毒だそうですよ!取って食べる人もいないとは思うけど。

自分の土地に生えているからって勝手に抜いてもいけないんだとか、厳しいですね。
でもそれぐらいしないと守れないのかもしれないなあ。

先日「せごどん」で又吉演じる徳川家定が「いく久しく友好を保ちたい」と何回も言っていておかしかったのですが、正に「いく久しくお付き合いをしたい」と思います。

何でも一度絶滅しちゃったら、もう元には戻らないもんね〜。

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