一見バンクシー?
「これはバンクシーじゃないだろうけど」
そう夫が通勤途中で撮影した写真を何枚も送ってきてくれました。
確かにイギリスのグラフィティアーティスト、バンクシーに作風が似ています。
トランプ大統領の訪英中、イギリス各地で彼の政策に対するでも抗議が行われました。
これはその一つ、かな。
改装中のビルの周りが全部トランプがモチーフのグラフィティで囲まれています。
社会風刺もわかりやすく
メッセージとしては分かりやすいものばかり。
批判する対象をただ醜く書いたり大きくデフォルメしたりして面白おかしくするのではなく、何かしらと組み合わせる事で意味を作り出す。
こういったスタイルはやはりバンクシーが作り出したものでしょうか。
彼に似たスタイルのグラフィティが各地に現れ、「これは果たして本物か似せたものか」で討議されることもあります。
(本物だったらいきなり価値が上がりますからね〜)
姿を公に見せなアーティスト
まだ製作中……という事はこのアーティストはバンクシーではない。
彼は公には決して姿を見せない事で有名なアーティストですから。
イギリスの新聞では政治家を辛辣に批判する漫画風イラストが常につきもの。
実際にこれを始めたのはイギリスだと言われています。
メディアに乗る話題の、いいも悪いもパブリシティ。
こうした批判を含めたグラフィティーも、全く無いよりはあった方がいい、というのが政治家の見方だそうですけどねー。
ちょっと意外ですが、それもパブリシティ、顔を広める宣伝のうち。
政治の世界も複雑です。
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