洗濯機が突然壊れた!このコロナ期の最中に
突然壊れる家電。今回は洗濯機。
いつになってもブンブン動いては止まり、を繰り返していていつになっても終わらない。
一時停止にしてからまたオンにしてしばらく様子を見る。
(洗濯機の前に鎮座しているオバサン、不思議な光景だ)
するとどうやら脱水後のスピンができていないことがわかった。
洗濯機が脱水してスピンをしようとすると、何かがダメでそこでカタンと止まってしまう。
すると洗濯機が勘違いしてまた同じことを繰り返す。
「あー、こりゃどこか外れたか、何かを繋ぐものが壊れたか、ファンベルトみたいなものがあるのなら切れたかしたんだな。」
とシロウト判断をしてみる。
修理か買い替えか、ちょっと迷う
他は大丈夫そうなのだから修理はできるだろう。
結構高かったんだよね、この洗濯機。
長年しっかり働いてくれたし…とナデナデ。
実は最近かなり不穏な音を立てるのには気がついていたのだ。
でも見て見ぬフリ、聞いて聞かぬフリをしていた。

10年モノに高い修理費を使う価値があるか?
しかしこの洗濯機は買ってから10年は経っている。
イギリスのロックダウンは規制は緩んでいてもまだ完全に解けているわけではない。
修理を頼むとしたら多分とても面倒臭いことになるだろう。
誰か来てくれたとしても、先ず悪い部分を見つけ、10年以上の古いモデルの部品をオーダーしてからの修理となるのだ。
これは新しい洗濯機を買うよりもかえって高くつくことは目に見えている。
それならば!

もうしょうがねぇ〜
家電サイトのレビューを読みまくり、ついにポチッ!
いつも家電を買う店のホームページで色んなメーカー、違う値段の洗濯機のレビューを夜中まで読みまくった。
この値段の違いはどこから来るのか、何がそんなに違うのか、その違いにこの対価を払う価値があるのか、ものすごくエネルギーを使ってしまいグッタリする。
これだけ悩んで買ってもいつかはまた壊れるのだ、ええいこれにしよう、とポチッ!



とショックを受けられてもしょうがない。
時が時なのだ。
翌日配達だけならアマゾンプレミアでもオーダー可能だが、ブツは洗濯機。
配達時に古い洗濯機を回収してもらい、新しい洗濯機の水のパイプなどを取り付けて貰わねばならない。
それにウチは3階なんだよね。
エレベーターも無いのに、階下の玄関先に洗濯機を置いて帰られても困るだろうが。
えええっ、1週間洗濯機無し!
「今日から1週間、自分の洗濯物は自分で手洗いしてください!」宣言
食事の支度だけでも大変なのに、家族分の洗濯物の面倒まで見切れないよ。
まあ夏場でもあるし、散歩や近所の買い物以外に出かけるわけじゃ無いし。
早急に洗う必要がある自分の洗濯物といっても下着とTシャツぐらいだ。
夜脱いだシャツや靴下は即洗い、朝シャワーを浴びた後に下着など直ぐに洗ってしまう。
夏なので乾くにもそう時間がかからない。
毎日の習慣になってしまえば、一人分などそう大したこともない。
バックパッカー時代を思い出す
「そう言えばリュック一つ担いで外国旅行した時も毎日ホテルでこうしていたっけ」
洗面台でジャブジャブ洗濯をしながら遠い日々のことを思いした。
長めの旅は春か夏に行ったものだし、旅の間の洗濯もそう苦ではなかった。
マドリッドなどでは夜に洗ったTシャツが朝にはバリッと乾いていたものだったよなあ。
まだ4月だった、ホントスペイン内陸部は暑くて乾燥していたっけ。
シエスタの習慣も当然だと思ったよなー。
トルコではバスルームに洗濯物をかけていたら、宿のオバさんが「庭で干しなさい」と綱を貼ってくれたよなあ。
ありがとう、とトルコ語で言ったら「タマン、タマン(いいの、いいの)!」と笑って私の背中をバンバンと叩いたっけ。日本のオバさんみたいだった。
そんな経験も、今の日常生活を送る中、すっかり忘れていた。
貧乏旅だったけど楽しかったことアレコレを思い出すいいきっかけになった。
「旅はいいよね。また旅したいな」
命の洗濯、なんちゃって。
やっぱり洗濯機はありがたい家電NO.1?
まー、そんなんでもやはり新しい洗濯機が届くのが待ち遠しくてならない。
大物が洗えないしね。
昔の主婦はどんなに大変だったかと思う。
家族の分を毎日毎日、冬なんかそりゃ辛かったろう。
(って母の若い頃の話だ。そんなに昔むかしってほどでも無い)
やはりありがたい、ボタン一つで全部やってくれる電化製品。文明の利器。
指折り数えて、待ってまーす!