ロンドンのプライド!
今日は「プライド イン ロンドン」と称されたLGBTを中心としたコミュニティとそのサポーター達がロンドンの街をデモ行進する日。
とは知っていましたが、ウェストエンドに出かけてみてその規模の大きさにびっくり。
全体のイメージカラーは虹色ですが、サポートグループのタイプによって色違いのTシャツを着ている。
「Pride in London」とはそもそもLGBTコミュニティの社会における公平、公正な立場をサポートしようとするボランティア団体。
マイノリティと位置付けられる人たちが全てLGBTのカテゴリーに収まるという訳ではない。
それで最近は「それに準ずる人達」を合わせてLGBTQと言われることも多いそうです。
人種、性、宗教、障害のある無しを超えて人々がそれぞれの違いを認め合い、協力&共存していこうという姿勢を示しているとのこと。
最近のことですが、ロンドンの深夜バスで、レズビアンカップルが男性グループに暴行を加えられるというショッキングな事件がありました。
殴られ鼻から血を流した2人の女性達の写真はあらゆるメディアに載り拡散されたので、目にした人も多いかと思います。
この時代にあって、しかも閉鎖的な土地ではなくロンドンで起きたという事実。
それもありとあらゆるタイプの人達が集まるカムデンという街で起こったとは、信じたくもない腹立たしい事件でした。
近頃ヨーロッパではどこも右へ右へと傾いている。
イギリスでも先の選挙で極右のブレクジット党が大勝したばかりです。
人が排他的な考えや態度を表に強く、堂々と表すようになった。
まるでそれがトレンドでもあるかのごとく、困った風潮です。
それと同時に実際に攻撃的な態度に出る人も増えてきたのです。
後を絶たない「ヘイト」絡みの事件。
そんなに人はみんな憎み合っているのか?
イエイエそんなことは決してありません。
こんな事はどこかで止めなきゃいけない。
そう思っている人も沢山います。
このパレードがその証拠ではないか。
何よりみんな楽しそう!
人は元々みんな違うもの。
みんな違ってみんないい、と金子みすゞさんも言っています。
人が違うと認めることは、自分が違うと感じることに自信を持つことではないか。
パレードにはガードする警察も大勢見られました。
このまま何事もなく、平和に進んでくれることを心より願っています。
まだ日も高いしね〜。
今日はパブも賑やかだろうなあ。
プライド イン ロンドン の活動やイベントに興味のある方はサイトがあるのでアクセスしてみてね。
https://prideinlondon.org/
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