春の花粉症対策、どうしてますか?
ローカルハニー (自分が住む地域で採れるハチミツ)をたくさん食べると本当に花粉症対策になるのか?
花粉症の季節が近づく早春の頃になると必ずでてくる話です。

イギリスの民間療法だそうですが、まあ害もないし、コストもかからないしお手軽ですよね。
やった事はないけど。
(だって鼻の下テラテラしちゃうじゃない!)
よく知られた民間療法?
ある年突然ひどい花粉症が勃発したムスメ。
夫の母がわざわざネットでこの辺りに一番近いローカルハニー生産者を探して、送ってきてくれたこともありました。
この「ローカルハニーが花粉症対策に有効」説については裏付け研究が結構されているようです。
それに関するネット記事も多い。
ローカルハニー療法の根拠は?
ハチミツは蜂さんが集めた花粉から生み出されるもの。
その花粉の要素をあらかじめ体に取り入れることで、アレルギーを起こすキッカケを起こしにくくする。
これが一番信じられているところであるらしい。
それなら影響を受けやすい比較的近場の花粉からできたハチミツがいいのでは、という説が広く信じられています。
ハチミツに含まれる自然の成分にも期待?
またハチミツの中には抗ヒスタミンや抗炎症剤にあたる自然の要素が含まれている。
それらも助けになるだろうという話です。もちろんこれらは「ハニーを摂った方がいい」派の意見。
対して、人に花粉症を引き起こす花粉は「風に乗って飛ぶ軽いタイプの花粉」であり、蜂が集める「重いタイプ」の花粉とは違う、という意見もあるらしい。
どの説にも確かな根拠はない?
大学や研究所でのリサーチなども行われているそうですが、多少の違いはあってもこれといった確証はない、らしい。
実際は、「ハッキリした科学的根拠と十分な検証例が無い」というのがホントのところのようです。
それでも人気があるには違わないのだけれど。

ファーマーズマーケットのローカルハニー
先日もローカルの朝市に出かけた際に、ローカルハニーを売る露天に行き当たりました。
ハニー大好きの我が家のプー、夫がツツツーッと吸い寄せられて行き、味見をさせてもらって即一つお買い上げ。
ハチミツの瓶を受け取り、彼が私を振り返っていったセリフが、
「君たち(私と娘)の花粉症にいいと思ってさあ」(よくゆーわ)
そう言ってひと瓶8ポンド(スーパーの倍値)の高い買い物をした言い訳をする。
でも私だってローカルビジネスをサポートしたいし、ハニーも大好き。
別に文句は無いのだけど。
ローカルハニーを選ぶポイント3つ
ところでハニーを使った花粉症対策の処方は通説によれば、ポイントが3つ。
*必ず精製されてない、添加物の加えられていないハチミツであること。
*体に予め抗体を作るため、花粉症の季節が始まる5ヶ月ほど前から始めること。
*1日に大さじ2、3杯のハニーを摂ること。
(摂り方はお茶に入れてもヨーグルトにかけても。お菓子に入れたりして火を通しても問題ないそう)
これらはどのサイトを見ても大体同じ意見のようです。
しかし大さじ2〜3て結構な量。
これ毎日は、メタボ年齢の私にはどうなんだろうか。
確かに毎朝ポリッジにハニーをた〜っぷりかけて食べている夫には花粉症がないなあ。
でも普段はスーパーで買った寄せ集めのハニーです。
美味しければなんでも薬?
ところで市場で買ったハニー、超〜濃厚で甘さが深く、生キャラメルを食べているみたいでした。
これは色んな意味で危険だ。
でも花粉症にいいからな、と今朝もトーストに塗って美味しくいただきましたよ。
科学的根拠も大事かもしれないが、気分も大事。
美味しく食べればなんでもクスリ!。
花粉症もひどくなってツライ時は迷わず市販の飲み薬やスプレーを使いますが、それはソレ、これはコレ。
まだまだ検証は続きます〜。