公園や広場で鳥ににパンをあげてもいいの?
鳥はパンを消化できるんだろうか
何か栄養になるんだろうか?
てか、
むしろ害になったりしないのか?
こんな疑問に行き当たりました。
いきなり夏が来るイギリス
夏至を過ぎてイギリスにもようやく夏がやってきたかのよう、絶好の散歩日和です。
ネボケムスメを「カフェの朝食」で釣り、久々に親子3人、ハムステッドヒースでウォーキング。
何しろ「今」を逃したらまたいつ好天気に恵まれるか分かったものではないのだから。
ヒースの丘を登るごとに陽射しも強く、じわじわと気温も上がり、正にTシャツ日和。
「うわ〜、イキナリ夏だねえ」
「今年はこのまま冬になるかと思ったよね」
今年は春からずっと寒く、上着なしで外に出かけた日が何日あったろうか。
晴れた日のガーデンカフェはことさら気持ちがいい。
クロワッサンもコーヒーも、屋内で味わう何倍にも美味しく感じられる。
クロワッサンが大好きなロビン
そして!
ここで早い時間に朝食を食べていると時々可愛いお客さんが現れるのだ。
そしてこのお客さんはクロワッサンが大好き。
椅子に座るなり「待ってました!」とばかりに向かいの椅子の背にサッと現れることもあるので、慌てて中身をちぎってあげたりもする。
モタモタしていると気の短いヤツに「ピピピピピッ(早く早く早く!)」と急かされることもある。
フワフワが好き、早く早く!
テーブルの端にクロワッサンの小片を置くと、サッと口ばしでくわえてパッと飛び去る。
その速さ、まさに電光石火。
目にも留まらぬ早業だ。
周りには鳩やカラスもウロウロしているからね、急げ急げ。
どこぞで食べ終わるとまたパッと現れる。
2回3回と戻ってくることもある。
周りのカリカリなクラストは好きじゃない。
中のフワフワしたところが好き、と態度もハッキリしている。
鳥はパンを食べても大丈夫なんだろうか?
でもなあ、とフト思った。
鳥はパンを食べても大丈夫なんだろうか?
よく鳩や水鳥にパンをあげている人をみかけるけど、あれは大丈夫なのかな。
ロビンみたいに小さな鳥にはどうなんだろう?
クロワッサンはロビンの大好物らしい。
でもちゃんと消化できてるんだろうか。
可愛いからって乞われるままにあげてもいいのかなあ。

鳥に関するサイトを幾つか読み比べてみたところ、大体は同じことを言っている。
パンはあげるべきではない、という大方の意見
全体の意見としては、「あまりあげるべきではない」とのこと。
中には「絶対あげるべきではない」と書かれているものもある。
そうだったんだ!
先ず、飼っている鳥に常食の餌としてはあげてはいけない。
パンはそれ自体が自然のものではないので簡単に消化できない。
何よりパンには鳥に必要な栄養素がほとんど含まれていない。
害になるというよりは、栄養にならないのが問題
食べても大丈夫云々よりも、それでお腹を一杯にするのが良くない、というのが大方の意見なようです。
そうだったのかあ……
カフェでロビンにあげるクロワッサンはほんのちょっと。
あれでお腹が一杯になる訳ではないだろうけど。
テーブルを一通り巡っているのかも知れないしなあ。
「外でクロワッサンを食べる人口」はどれぐらいなんだろう。
消化不良おこしてたりして。
どうしよう、ロビンがメタボになったら。
日中は人が多くなるのでロビンを見かけることは滅多にない。
鳩と違ってとても警戒心が強い鳥なのだ。
「それならクロワッサンの食べ過ぎにはならないかな」
「鳥は朝が早いから、あんなのデザートってとこかな?」
「人が自然と安易に関わっちゃいけないということかな」
やはり自然なものが一番には違いないけれど
うーむ、でも考える。
春夏はまだ餌になる虫も多いだろうけど。
冬にやって来たら、まずあげちゃうよね。
お腹すかしてるかもしれないし、寒い時は脂肪が欲しくなるもの。
とりあえず、今度あげる時はもっと小さくちぎって少ぉ〜しずつあげてみようかなあ。
(急に引け腰)